見出し画像

0042:君はひとりじゃない、とか言われても困る

モトの話をずっと続けてきましたが、今回からは、もうちょっと深い部分の話をしていきましょうか。自分と他者、そのさらに奥にあるものの話です。


うにのトゲの先

この世界がモトでできている、という話を続けてきたのですが、そもそも、モトというのはどこから来たものなんでしょうか。どうして「ある」んでしょうか

わしらが存在するのはなぜか、という問いの答えとして、わしは

じゃんけんがしたかったから

0021)というのを用意しました。

確かに、他者が存在するのは、その「じゃんけんがしたい」という理由で、自分で作ったからなんですよ。でも、じゃあその「自分」というのは、どこから来たんでしょうか。

そのヒントと言うか、答えのようなものを、実は「0013:カラダのヒミツ」のときに、ちょっとだけ書いたんですけど、覚えてますか?
(^~^ )

あのときわしは「すべての命は、一個の大きなカタマリのトゲトゲの先っちょ」って書いたんです。

実はね、これが「自分」の正体です。

そう、わしらは、わしら全員は、

大きな「命のカタマリ」の、枝分かれした先っちょ

なんです。ちょうど、うにのトゲトゲの先っちょに、顔がついてるような感じで。


「ワンネス」とやらのカタチ

最近は「ワンネス」なんていう言い方もするみたいですね。

わたしたちは、すべてひとつである、とかそういう話なんですけど、なんというか「全ては一つである」とかって言われても、ピンとこないでしょ? わしもそうで。
(^~^;)

だからね、わかりやすい説明モデルをずっと追い求めてきたんですよ、このワンネスとかいう概念についての。

若い頃、パソコンを使い始めて(古い人間ですのでね、大人になってからパソコンが世に普及しました)、当時はまだ、記録媒体といえばフロッピーディスクだったんですけど、このフロッピーディスクが、人間の魂と言われるものに似ているのではないか、と思っていました。

人生で起こることを、全部記録して、死んだらあの世へ持ち帰るんです。だから、生き物の肉体は、パソコンに当たるのかな、なんて想像したりしていましたね。この頃はまだ、3つのパーツという概念も、わしの中では完成していませんでした。

それからもう少しですかね、ワンネスなんて言い方が、スピリチュアルの世界で流行りだしたのは。実際はもっと前からある考え方なのかもしれませんが、歌謡曲なんかでも「ひとりじゃない」なんて言い回しが流行ったりして、ちょっと一般的に認知されてきた時期なんじゃないかと思います。

まあ、ワンネスっていうの自体は、多分間違ってないなぁとは思ってたんですよ。でもね、そう言われても、自分と他人は違う人間だし、元が一緒であろうとなかろうと、嫌いなやつは嫌いだし。それに、わしは大概の人に変人扱いされていたので(実際変人でした)、あまり他の人といても楽しくなかったし。むしろ、自分が他の人を不快にするのが怖かったですしね。

だから、ワンネスとか言われても、ひとりじゃないとか言われても、全然ピンとこなかったんですよ。ひとりにしてくれ、とか思ってましたので。
(^~^;)

んで、例によって、わかんないなら、自分で作ってしまえ、と、長らく考えて出てきた、自分なりに納得しやすい「カタチ」というのが、さっき出てきた

「うにのトゲ理論」

です・・・ネーミングはたった今考えました(笑)。
(^~^ )

最初は、サッカーボールの白と黒のモデルを考えていたんですが(黒の部分が人間、ボールは一つだけど、黒の部分はお互いを一つだと認識できない)、最近はほら、サッカーボールって、いろんな模様をしてるでしょ? キャプテン翼の頃とは違って(笑)。
(^~^;)

だから、そこから説明するのは面倒だなぁとういうことで、この「うにのトゲ理論」になりました。

では次回から、このうにのトゲ理論についてもうちょっと詳しく話しましょうか。これもまた、人生が辛いのはなぜなのか、解き明かすためには重要な内容なんです。

最後に。わしの話はほら話ですよ。
d(^~゜ )

次のページ:(0043:うにのトゲ理論
前のページ:(0041:箸休め「モトの名前の由来」
これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
今回のエントリーのページはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/10/0042.html



「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)