ギャプラス

大昔のゲームですが、『ギャプラス』（ナムコ）という作品がありまして。

昆虫型のエイリアンを、宇宙戦闘機「ファイター」で迎え撃つという、SFシューティングです。ちなみに、有名なシリーズ『ギャラクシアン』『ギャラガ』の続編に当たる作品です。

この主人公機が、ちょっとユニークで。

ファイターは、3つのパーツからできています。

コンポーネント・ワンはコクピット部分。

コンポーネント・ツーはエンジン部分。

コンポーネント・スリーは主翼部分。

この3つが、ゲームが始まると、ウイーン、ガシャン！と合体して、ファイターになるんですよ。

かっこよすぎ（笑）
Σ（＾～＾　）

ゲーム中でも、敵を倒してこれらのパーツを3つ揃えると、残機が一つ増える設定になっています。

わしらのコンポーネント

なんでこんな話をするかというと・・・

わしらも、大まかに３つのパーツでできているからです。

これは人間に限らず、他の生き物もみんなそうなんですが、人間が特徴的なのは、そのうちの一つが、非常に発達している点です。それについては後述。

では、それら３つはなんと呼ばれているのか。

これらについて、これまでいろいろな人が説明を試みてきました。

肉体・魂・精神、と呼ぶ人もいます。

身体・意識・無意識と呼ぶ人もいます。

物質・神性・霊性と呼ぶ人もいますね。

でも、分かりづらいですよね。なんかこう、ふわふわっとしてて（笑）

わしは直感的に分かる言葉が好きなんです。

なのでここから先、これらを

カラダ（体）
ココロ（心）
アタマ（頭）

と呼ぶことにします。分っかりやすいでしょ？（笑）
d（＾～゜　）

心と頭を区別してみる

わしらが生活していて、よく聞くのは「心と体」という表現ではないかと思います。

確かに、人間は心と体でできています。

ですが、それでは不十分だとわしは思っています。

なぜなら、わしが「アタマ」とよんでいるパーツと、「ココロ」とよんでいるパーツは、それぞれ別の理由で動くからです。

もちろん、先の3つのパーツは密接に連動しているので、当然アタマとココロもシームレスに連動して動いています。

ですが、それらは別のものを、動作の根拠としています。

どちらも、体の中にあって、目に見えないので、なんとなく区別するのは難しいんですけどね。
（＾～＾；）

では、どうやって区別すればいいのか。実は、知れば意外とカンタンなんですよ。

例えば音楽を聞いているとき。
素晴らしい曲にジーンと感動しますよね。
そのとき、ホロッと涙が出たりしたこと、ありませんか？

わしはレスピーギ「ローマの松」の第二楽章で、不覚にもボロボロ泣いてしまったことがあります（笑）

この時わしは
「この音楽は素晴らしいから、ここで泣くぞ！」
とか考えてから泣いたわけでは、もちろんありませんでした。

美しい音楽に心が震えたから、涙が出てきちゃったんです。

わしはこれが「ココロ」の働きだと思っています。

感動したり、嫌悪したり、愛したり、憎んだり、そういった、頭で考えるより先に体を動かすもの、そっちが「ココロ」だと考えていいのではないかと思います。

逆に、体を動かすために、予め考えている部分・・・例えば
「夕飯まで時間があまりないから、お腹空いてるけどおやつは控えよう」とか、
「寝る前だからコーヒーはやめとこう」とか、
そういうふうに「考えて」自分の行動を決めるもの、それが「アタマ」です。

ウイーン、ガシャン！

さっき「人間は３つのうち一つが発達している」と書きましたが、要するにわしら人間はこの「アタマ」がすごく発達している生き物です。だから、常時頭を動かして、自分の生存に有利になるように努めています。

だからこそ、常に動き続けている「アタマ」と、時々ひょっこり顔を出す「ココロ」の違いが、分かりづらいのではないかとわしは思っています。

ですが（ここ重要なので、よく覚えておいてくださいね）、わしらはやっぱり、3つのパーツが、ウイーン、ガシャン！と合体してひとつになってできています。

カラダ（体）
ココロ（心）
アタマ（頭）
この3つ、よく覚えておいてくださいね。
d（＾～゜　）

・・・ちなみに、わしはゲームがアホほど下手なので、ギャプラスは5面くらいまでしか行けません（笑）
（Ｔ～Ｔ　）

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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/

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