0025:ひとにやさしく、じぶんにやさしく
悪魔の右手 VS 神の左手
他者と自分は、本質的に同じものだという話が続いていますが、あくまで「本質的に」同じだというだけで、あくまで他人は他人です。
感覚的には、そうですよね?
この話を聞いたからって、じゃあ明日から、大嫌いなパワハラ上司と仲良くやっていけるか、というと、そういうわけではありませんよね。わしも無理です(笑)。
(^~^; )
でも、それを知っているのと知らないのとでは、結構世界の見え方が違ってくるんですよ。
もし汝がこれから先、他人になにか嫌なことを言われたり、嫌なことをされたりしたとしても、それは「右手が左手にしている」のと、だいたい同じことで、汝がたまたま左手の役をしているに過ぎないってことなんです。
そんなとき、もし右手(パワハラ上司)が「左手(汝)は、実は自分の手だ」と分かっていなかったとき、どうすればいいでしょうか。
実は、答えは「まず自分を大事にしなさい」ということ、つまり、避けるか逃げるか、場合によっては懲らしめるかしなさいということです。
逃げるは恥、じゃない
もし、右手(パワハラ上司)が、左手(汝)をハラスメントしているとして、左手(汝)がどう振る舞うのが、お互いのためになるのか。
もしわしが今話しているみたいに「あなたのしていることは、自分自身を責めているのと同じだ」なんて汝がパワハラ上司に言ったとしましょう。それで上司が「なるほど!そうか!やめよう!」と思ってくれるでしょうか。
多分、思わないと思います(笑)。だって、言われて分かるくらいなら、はじめからパワハラなんてしないからです。相手は知らないし、多分理解もしません。
(^~^; )
そもそも、わしが今言っているような、他者と自分は同一であるという認識がある人は、他者にパワハラをしようなんて、思いつきもしません。右手で左手を傷つけて、どうするんだよって話ですからね。
だから、ここはまず「自分を大切に」するための行動を取るべきです。自分を大切にしない人が、人を大切にできるわけ、ありませんもんね。
なので、一つの手として「逃げる」。どこまでも逃げましょう。自分が嫌だと思うものを、ちゃんと『嫌ってあげる』のも、また愛です。
前に話しましたよね(0015)、すべての感情は好きか否かの「好き嫌いゲージ」の間から生まれます。なので好きでないものを、無理に好きになる必要はありません。その時の自分のココロが、どう感じているかを、素直に自分自身で観察して、アタマで判断しましょう。
もう一度言いますよ、嫌なものをちゃんと嫌ってあげるのも、愛情です。
嫌いになることを、恐れないで。
それは何ら、悪いことではありません。
愛とは
ちょうど愛の話が出ましたね。これは重要なものです。
愛とはなにか、というのは、人生が辛いときには、特に重要な話題です。
人を好きになるのは愛ですよね。愛はときに、地球を救うようなもんだと言われていますし(笑)。
まぁそこまでは分かると思うんですけど、他者を「ちゃんと嫌ってあげる」のも、また愛だとわしは思っています。
それに、自分自身を愛しているかどうか、それが人生の辛さに大きく関わっているとわしは思います。
大概の人は、自分を愛しているかどうか、考えてもいません。なぜなら、当たり前に愛しているからです。
自分を愛しているかどうか考えなければならない状態、というのは、とてもつらいものです。そこで悩んでいるうちは、たぶん人生はすごく辛いのではないかと思います。
こういう悩みを抱えている汝らの大半は、自分のコンプレックスなんかに押しつぶされそうになっているんじゃないかなと思います。わしがそうだったので、よく分かります。辛いですよね。
(T~T )
ですが、そもそも「愛」とは何か? というのが理解できていないと、自分を愛してるかどうかなんて、分かりようがないんですよ。他者へのそれも、同じです。
愛とはなにか。
これは、このブログの重要なテーマとなります。そして、おそらく汝らの思いもよらない答えを、わしは提示すると思います。
その答えを、いきなりバーン! と提示してもいいんですけど、多分「ちょっと何を言ってるかわからない」と思われるだろうと思うので(笑)、またそのうちやろうと思います。時間とか空間とか、あと素粒子だとわしが思っている「モト」の話とか、そのへんが絡んできますので、もうちょっと掘り下げてからにしようかと。お楽しみに♪
では例のアレを。わしの話はアレなので、アレしないでくださいね(笑)。
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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)