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懐メロは死語でなくトレンドワードになる。

懐かしいメロディ(通称:懐メロ)ですが、人によって定義はバラバラです。僕の中での定義は「昔聴いた懐かしい音楽」です。
この「昔聴いた」ってのが人それぞれで、40代社会人にとっての懐メロ、20代主婦にとっての懐メロは、数年以上タイムラグが生まれます。

今日の記事としての定義付けとして、一旦30代以上の人達にとっての、懐かしく感じるメロディ全般を懐メロと呼ぶ事にします。

また、ジャンルに関してもそういえば定義がないですね。懐メロと言えばJ-POPなイメージですが、人によっての懐かしい音楽となると、洋楽の可能性も出てきますからね。ここでの定義付けは、邦楽全般とします。


懐メロが無くなる理由

結論から言うと、今ある懐メロは懐メロのままで生き続けます。
これから懐メロが生まれにくくなる、無くなると言う事です。

答えはシンプル。音楽に触れるチャンネルが増えたからです。

昔と違い、TVのカウントダウン番組が音楽の主情報という時代はとっくの前に終わりました。今は好きな音楽だけ聴ける環境を自分で作れたり、みんなが共通して見てるメディアというものが減りました。

今って、

Aviciiだけをずっと聴いてる子もいれば、Kendrick Lamarが好きな人もいます。洋楽Hip Hopは分からないけど、RAPならクリーピーナッツが好き。
あいみょん、米津のライブは欠かさず行ってるけど、他のアーティストはあんまり聴かない。妻の影響でK-popにハマってる♬家族全員LDHを愛してます❤️TikTokで流行りの音楽は聴くようにしてるんで、好きなジャンルは特にない。Spotify中心なので、好きな曲はあるけど、アーティスト名とかはあんまり覚えてない。

パッと書いただけで、ここまで触れ方や、ジャンル、アーティストにも違いがあります。

これだけ音楽の触れ方に多様性が生まれると、10年後、20年後に聴く2020年のヒット曲で、心から共感し合える音楽ってどれくらい残るんでしょうね。

音楽を作る人は絶対増えてるし、前より好きなアーティストは見つけやすくなってますけど、その音楽に触れている時間や、付随するエピソードの量は、1990年代の「与えられた情報の中で、音楽を楽んでいたあの頃」を超える事は、今となっては難しくなっています。


以上の理由から、これから懐メロは生まれにくくなるので、今ある懐メロはもっと大事にして欲しい。という僕からの裏メッセージ・啓蒙活動でした!

最後に。35歳の僕と同世代の方へ。20年前「2000年」のリリース曲まとめを貼っておきます。中高生の頃を思い出してください。


久しぶりに聴き直してみると、すっごくエモい気持ちになりますね。

30代向けの、懐メロのイベント増えてくれないかなー(笑)

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