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「考えなくていい」方法を「考える」

はじめに

おはようございます。
むぎです。

あなたは、人間が一日に何回意思決定をしているかご存知ですか?
これは仕事での重要な決断から、朝起きて今日は何を着ていこうか、
という些細なことまで全て含まれます。

おそらく多くの人は意識したこともないでしょうし、
しようと思ってもできないのではないでしょうか。

今日はそんな私たちが普段無意識のうちに行なっている意思決定について
書いていきます。

人間が1日の意思決定できる回数は決まっている

まず大前提として、人間が1日にできる回数は決まっていると言われています。
その回数はおよそ3万5,000回とも言われています。

この回数を聞いてどう思いましたか?

おそらく多くの方は思ったより多いと感じたのではないでしょうか。

それだけ多くの意思決定を私たちは普段無意識に行なっているのです。
その上、質は、回数を重ねれば重ねるほど落ちていくこともわかっています。

だから普段から多くの意思決定を行なっていれば、
当然どこかのタイミングでついうっかり。
なんて判断ミスが起こるわけです。

それが極めて重要なタイミングだとしたら、
今後の人生を左右する大きな決断だとしたら。

そんなタイミングでは間違えたくないですよね。

どうすればいいのか。

次の章でご紹介しますね。

なるべく意思決定をしない努力をする

さて、どうすれば私たち重要な局面で間違えないようにできるのか。
答えは極めて単純で、

意思決定の回数を減らす

これにつきます。

具体的には、
無駄な判断を減らす方法を考える
タスクの順番を意識する
などが挙げられます。
もしかしたら他にもいい方法があるかもしれません。
いい方法をご存知でしたらぜひコメント欄などで教えてください笑

無駄な判断を減らす

前の章でお伝えしたように、私たちが1日にできる意思決定の回数は決まっています。
そしてそこには日常の何気ない所作の一つ一つも含まれています。
そこで、いちいち考えなくても済むような「テンプレート」をある程度用意しておくことで、毎日の意思決定の回数を物理的に減らすことができます。

おそらくみなさんご存知、あのスティーブ・ジョブス氏は、
毎日同じ黒のタートルネック、ジーンズで身を固めていました。
これなんかいい例で、あれだけの巨大企業を成長させてきた彼は私たちの想像も及ばないような重要な意思決定に追われることが多かったでしょう。
そんな状況でも常にベストな判断を下せるように、
彼は服装というのを考えることをやめたんですね。

もっとも、彼くらいのレベルになるとその同じ服装というのが一種のアイコンのような扱いにもなっていたんでしょうけどね笑

これは彼のように毎日同じ服装をしていけという
ぶっ飛んだことを言いたいのではなく、

小さな意思決定をやめて、他に思考を使うべきところに使う。
この考え方が大切なんですね。

例えば、私なんかは仕事の日に履く靴下は毎日同じものを何足もセットで買ったものを履いています。
以前は靴下にもこだわりがあって何足もバリエーション豊かなものを持っていましたが、毎回柄を合わせるために収納から探して、左右が違って、
なんて考えている時間がいかにもったいなかったか。
もちろん、ファッションは個人の娯楽的位置付けでもありますから
否定する気はありません。
あくまでも私はそういう考えに至ったというだけです。

服装で言えば、ある程度決まったラインナップの中からしか
選ばないということから始めてみてはいかがでしょうか。
その他にも毎回同じ文章を打つことになるメールの提携文なんかは
辞書登録するなど、日々の中で「テンプレート化」できるものを
探してみてくださいね。

タスクの順番を意識する

意思決定の回数を減らした上で、今度はその順番についても意識を向けてみましょう。
回数が決まっているというのはこの記事で何度も伝えてきましたが、その「質」は常に一定と言う訳ではありません。

当然、朝一のフレッシュな頭の時と、夕方の疲れ切った時間に
同じ質の判断ができるわけがありません。

だからこそ、重要なタスクはなるべく早いうちに片付ける。
そして夕方になるにつれて徐々に軽めの判断だけをするようにすることを
心がけてみてください。

一番頭が冴えている朝に服装を考えるのがいかにもったいないか
お分かりいただけましたか?
もし服装を考えるなら、前日の夜にしましょう。
そうすれば、次の日の朝に余計な判断をしないで済みますからね。
前日の夜の準備をしておくと、朝に気持ちの余裕も生まれるのでいい事づくしですよ!

おわりに

しなくていい「意思決定」を減らすことで、その分強制的に思考に空きを作る。
逆に、そうやって意識しないと私たちは日々知らず知らずのうちに余計なことに
思考を割いてしまっているのかもしれませんよね。

できるだけ思考に余白を作る。
そうすることで今まで思いつかなかったアイデアが浮かんできたりするんじゃないかなと思ったりしています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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