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相談は相手選びが大事

はじめに

おはようございます。
むぎです。

あなたが何かを相談する相手って
誰を思い浮かべますか?

相談して思ったような答えが得られない、
なんなら相談しないほうがマシだったと思ったことはありませんか?

今日は相談で私が失敗した話を絡めて、
相談って実は相手選びでほぼ決まっているんじゃないかなと思ったので
そんな内容で書いてみたいと思います。

相談しなきゃ良かったと思った前職での経験

私の前職は保険の営業で、
今のプログラマーという職業とは正反対の仕事をしていました。

細かいバックグラウンドは割愛しますが、
入社2年目に差し掛かるかどうかという時期に、
私は精神的にズタボロの状態でした。

もう営業は無理だ、
なんなら人と会話すらしたくないとすら思っているところでした。

こんな状態では仕事にならないと思い、
有給も使ってしばらくお休みをしたいと当時のマネージャーに伝えました。

すると返ってきた言葉が、
「休んでどうなるの?」
でした。

確かにその通りなんです。
休んだから必ず進展が起こるとも言い難い状態ではありました。
極めつけには
「あなたは比較的よく休んでる方だと思ってたけどなあ」
という言葉で完全に折れました。

前職はショッピングモールなどに
併設しているタイプの
保険ショップだったため、
休みは不定休でした。

当然、不定休ということは自分が休みの日でも
容赦なくお客さんからは連絡が来るし、
会社からの業務連絡も飛び交う。

そんな状態で休んだとしても
休んだ気にはならなかったんですよね。

何より数字が絶対といういかにもな
営業会社だったので、
先輩社員でスケジュールには休みなのに
商談をしているというのも日常風景でした。

そんな人たちに比べたら
確かに休んでいるのかも知れない。
そっか、じゃあ自分が弱いだけなんだ。
何を甘えてるんだ。
と、より自分を責める結果と
なってしまいました。

そんな時、ある別のエリアの
マネージャーの話を聞きました。
聞けばそのマネージャーは
部下の休みの日には自分から
連絡することは基本なかったそう。
どうしても緊急でやむをえずという時には
本当に申し訳なさそうに
連絡をしてくださる方だったそうです。

多分あの時こがこの人の下で働けていたら
全然違う結果になっていたんだろうな
と思うと、やるせない気持ちになりました。

相談は相手選びが重要

今回の私のケースでいえば、
立場上相談したい相手に連絡すると
いうのも難しかったので、
いっそのこと下手に相談しないで
勝手に有給使って休めば
良かったんだなと思いました。

特別仕事が立て込んでいたわけでは
なかったので。

ただ私は自分とは全く価値観の違う、
ゴリゴリ昭和の営業畑で生きてきた人に
相談したのが
そもそもの間違いだったと
今は反省しています。

全く違う価値観の人に
自分の価値観で相談をしても
わかってもらえるわけがないんですよね。
むしろ自分が否定される確率の方が高い。

よく独立を考えている会社員が、
「独立したいと思っているんだ」
と会社の同僚に相談している
ケースがあります。

こんなのほとんどの場合は
全面否定されますよね。
だって、その人は会社員が良くて
会社員をやっているんですもの。

かといって、
すでに独立している人だったら
誰でもいいのか。
これも違うと思います。

特に自分の成功体験ばかりを語る人。
こういう人もまた、
自分がうまくいった経験しか知らないので
やたらおすすめしてくるけど
再現性がなかったりします。

じゃあどんな人が参考になるのかと言えば
いいことも悪いことも含めて
「あくまでも個人の見解」というスタンスで話してくれる人
になるのかなと思います。

私もある社長さんに将来独立を考えていると
相談した時には、
「いいじゃないか。
うまくいけば本当に楽しいし成長できるしね。
ただ、生半可な覚悟でやると
後悔することになる。」
という形で、起業のいい面も悪い面も
包み隠さず話してくれました。

自分の成功体験を自信満々に
話す人って多いですけど、
こういう失敗体験も堂々と話せる人って
すごいですよね。
それでも気にならないくらい
今成功しているからなんでしょうね。

ただ、こういう人の意見も
100%鵜呑みにするのではなく、
あくまでも一つの判断材料として、
いろんな人の意見を聞いた上で
自分の進む道を決めていくのが
いいのかなと思っています。

おわりに

いっときの私のように、
人に相談するだけ無駄だという思考になり
全て自己完結させようとする人も
いるかも知れませんが、
これはあまりおすすめできません。

結局1人の頭だけで出てくる考えなんて
たかが知れています。
ある意味自分の価値観で凝り固まった思考に
なってしまっていますからね。

そういう意味で誰かの意見を聞くというのは
これ以上にない体験になるのですが、
その相手を間違うと
私のように自己否定に陥る結果となります。

反対意見を言われても、
それもあくまでも一意見、
として参考程度にできる
強いメンタルが欲しかった。

いくら相談しようがしまいが、
結局最後に自分の道を決めるのは自分です。
いろんな意見の中でも
自分が後悔しない道を
選択していきたいですね。

今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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