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北海道のレイクモンスター「トッシー」「クッシー」を追う!/山下メロ・平成UMAみやげ

日本全国の湖を賑わせたネッシー型UMAをファンシー絵みやげで振り返るシリーズ、今回は北海道の「クッシー」と「トッシー」に迫る!

文・写真=山下メロ #平成UMAみやげ

日本の「〇ッシー」

 日本では、一体どれだけのネッシーフォロワーが目撃されているのでしょうか。

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 ネス湖のネッシーに対し、本栖湖のモッシー、池田湖のイッシーなどなど。名誉なのかどうなのか、「〇ッシー」の数は、世界で一番かも知れません。それだけ日本はUMAと引き合う国民性なのでしょう。逆に言えば、UMAが日本人には心を許しやすいという可能性もあります。

 今回は北海道における洞爺湖のトッシーと屈斜路湖のクッシーについて改めてお伝えしたいと思うのですが、この連載では主に80年代から90年代にかけて日本中の観光地で売られていた子ども向けの観光地みやげからUMAを探して紹介してまいります。

01 ファンシー絵みやげ

 ネス湖のネッシーが観光地みやげになっているように、日本でも観光地の湖周辺で目撃情報があった場合は、そのエリアの土産店で〇ッシーみやげが売られます。

忽然と消えたトッシーの謎……

 北海道の西部にある洞爺湖は、温泉や近くにある昭和新山などが有名な観光スポットです。ここではトッシーの目撃情報があるのですが、その実態は判然としません。

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