西表島

リュウキュウイノシシを食べた。
リュウキュウイノシシはニホンイノシシと違って、
かるく炙って、カツオでいえば「たたき」みたいにして、
にんにく醤油で食べる。

NIPPON TABERU TIMESのメンバーが流した
「だれか西表島に行きませんか?」
というLINEに、学生より先にわたしが反応してしまった。
http://taberutimes.com/

西表島では、キビ刈りをしてきた。
サトウキビの収穫なんだけど、
たおし(伐採)、なおし(積み重ねる)、かさぎ(葉っぱを取る)、つみなおし(積み重ねなおす)
これがつらくてつらくて、って感じだった。
重い、サトウキビ、まとめて何本も持って持ち上げると。
暑いし重いし痛いし、で、鼻水たれてもそのまんま……

ほんの3日間だったけど、泊まってた民宿なみ荘のママが、
ご褒美にくれたのが、リュウキュウイノシシの肉魂だった。
http://namisou.cocotte.jp/

どうやら、本州で食べるイノシシ肉とは違うらしい、ってことで、
ジビエのプロフェッショナル=マタギと一緒に食べた。
これもNIPPON TABERU TIMESで通っている、
山形県小国町のマタギさんが、
東京に遊びに来るっていうので、
それなら、ってことで一緒に食べた。
http://taberutimes.com/posts/31858

マタギのヒロコさんは、
「ナマで食べるらしいですね」
と、ちょいと「そんなことあるかい」っていいっぷりだったけど、
一口食べて、驚いてた。

馬肉、馬刺しに近かった。
ほんのり甘いレアのお肉。

そのあと、ちょいと「もったいないかな」と思ったけれど、
ヒロコさんに、普通にイノシシ肉を食べるように調理してもらった。
ごま油やら醤油やらで、しっかり火を通して。

これはこれで、美味い。
においもちゃんとして、ジビエ食べてる、って感じがした。

けど、やっぱり焼き方レア、のイノシシ肉のたたき、は美味しかった。
西表島に行く楽しみが増えた。