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LEGOはデンマーク語で「よく遊べ」の意味

さて、LEGOの2×4のブロックを使ってみます。
2つで何通りの組み合わせができるか?

答えば、24通り。

じゃあ、3つを使ったら何通りか?

答えは、1060通り。

さらに、6つ使えば、何通りになるか?
(答えは、このnoteの最後に)

レゴ社は1916年、デンマークのビルンという人口600人の町に、
木工所として生まれた。
何度か火事にあったり、世界恐慌がおそってきたりして、
1932年に木工所から玩具メーカーに、
1958年にいまのレゴブロックができた。

以降、会社は順調に成長していくが、
1980年代に入って、レゴブロックの特許が切れた。
いろんなメーカーがレゴのようなブロック玩具に参入し、
レゴブロックはコモディティ化(日常品)した。

コモディティ化すると、差異化がむずかしくなり、
価格競争に陥り、やがて衰弱していく。
そこへ、NINTENDOのテレビゲームが登場する。

ということで、あれやこれや多方面に手をだして、
多角経営をやっていくが、経営危機になって万事休す、
というときに、当時35歳入社3年目だったいまの社長が就任して、会社を立て直す。
そのとき、4つの点にフォーカス。
①大胆にビジネスモデルを絞る
②打率を高める商品開発
③ファンの知恵を借りる
④明確な存在意義を示す

これで立ち直って、いまにいたる。

①は自分の強みを理解する、こと。
②は継続的に成果を出していく
③コミュニティを育み、
④自分のやりたいこと=パーパスを明確に発信する
というふうに解釈もできる。

さて、2×4のブロックを6つ使うと、
何通りの組み合わせができるか。
答えは、
9億!



<参考>
朝渋Vol.215/競争にも模倣にも負けない 世界一ブランドの育て方(ゲスト蛯谷敏さん)#朝渋 #朝活

『レゴ 競争にも模倣にも負けない世界一のブランドの育て方』 蛯谷敏 ダイヤモンド社 2021年