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過去は変えられないが、過去の意味付けは変えられる

昨日はキャプテンシップ・チャレンジで
「ミーニングノート」を学んだ。

ミーニングノートは、「今日(昨日)起きた出来事を3つ、箇条書きにする」ってことを基本にしていて、
そのひとつひとつに意味付けをしていく。
ポジティブ心理学の「3 good things」に似ている。
https://kokoro-8.com/3-good-things/

3 good thingsが幸福度を上げる、とすれば、
ミーニングノートは「チャンスをつかむ」ことに目的を置く。

それはともかく、たとえば、
・昨日食べた居酒屋のおでんのたまごがやわらかくておいしかった
という「出来事」に対して、
・プニョプニョのゆで卵をお汁に入れて再加熱すること
・だれも気が付かないかもしれないけど、細かいところまで手を抜かない
・仕事ってそういうものだ

これはちょっとしつこい例で、もっとあっさりした「意味付け」でいい。

またたとえば、「わたしは離婚をした」。
痛い出来事だけど、
人生を変えるチャンスにしちゃおう、
と思って、実際にそれまでとは違った生き方を選択する。

ミーニングノートの発案者で昨日の講師である山田智恵さんは、

過去の出来事は変えられないけど、
その出来事の意味は変えられる。

という。

出来事が人生を変えるわけではない。
意味付けが人生を変える。

とも。

つまり、出来事、体験、自分の中にあるものを
再認識、再評価、新たな価値をつける。

これは街づくりにも応用できる。
新しい建物をつくるのもいいけど、
いまある設備を再評価して、別の価値を出せるように利活用する。

「ないものねだり、から、あるもの探し」
という地域おこしの骨法にも通じる。

去年の同じ時期に、智恵さんの講義があり、ミーニングノートに出会った。
以来、一日も欠かさずにミーニングノートをつけている。

チャンスをつかむきっかけになったのは、ミーニングノートだ。