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人生は損か得か、である

人は知らず知らずのうちに「損をする」言動をしている。

『損か得か いつも上手くいかない人生を変える18の思考法』
を書いた三浦将さんの「朝渋」。

自分はどっちだろう、と考えた。
<自分との関わり方>で、
・自分を虐待している
・自分を応援している

<人との関わり方>で、
・なるべく摩擦を起こさないようにしている
・本当の自分を出している

<仕事との関わり方>で、
・仕事の基本を適当にやっている
・仕事の基本を真剣にやる

<人生との関わり方>で、
・現在に集中し、ポジティブな未来に注目する
・不安や心配など、ネガティブな未来に注目する

上が「損」で、下が「得」する行動。
ネガティブな未来に注目するより、ポジティブであったほうがよさそうだけど、
将来明るいから今現在に集中する、と、
先のことに対する備えをやらなくなるし、
仕事の基本を疎かにすることにもつながる。

人との関わり方で、自分を押し出していては軋轢が起こる。
むやみな「利己主張」ではなく、意味のある自己主張。
そのためには、「アサーティブコミュニケーション」が大事になる。
assertive、自己主張すること。
ただし、相手の意見を尊重しながら、自分の意見もきちんといっていく。

ともすると、自分の意見を相手においかぶせる、
自分が正しいと思い込んで、相手の主張を跳ね返す。

逆に、相手の意見を鵜呑みにしてしまう、
相手から頼まれたことを断れずに、
しかも一人で抱え込んでしまったり。

相手に直接いわずに、影でコソコソ悪口をいうこともあるだろう。

無意識のうちに、相手のことを偏見で見ているかもしれないし、
無意識のうちに、自分の立場を利用したハラスメントになっているかもしれない。
「アンコンシャス・バイアス」というが、
それを防ぐためにも、
多様性を受け入れるためにも、
アサーティブコミュニケーションは必要。

アサーティブコミュニケーション、って対話(ダイアログ)のことでもある。

アサーティブであることを習慣にする。
習慣にすれば、なんてことなくアサーティブになる。

損か得か、あえてどっちをとるかといえば、
得なほうを選ぶに決まっているね。
そのためには、自分を変える必要がある。