痛烈な反省と議会の変革(問責されてしまいました)

3月の定例会が無事に……
かなり荒れて終わった。

3月11日に鎮魂と復興のために打ち上げた花火「白菊」に対するクラウドファンディングへの支援が公職選挙法に抵触する恐れがある、とされた。

この件に関しては、本会議中に公開でお詫びをし、非公開の会議で2回説明とお詫びをした。議会だより特別委員会の委員長と、議会改革特別委員会の副委員長も辞任した。

それでも最終日の終盤、問責決議案が提出され、討議が行われた。
結果は否決されたが、反省すべき点は大いにある。

だが、強がりを言うわけではないが、よかったことがひとつある。
問責の理由に、釜石市議会基本条例が使われている。

釜石市議会基本条例第28条において「議員は、市民の付託に応えるため、自らに高い倫理的義務が課せられていることを自覚し、市民の代表として良心と責任感を持って議員の品位を保持し、識見を養うよう勤めなければならない。」と定めている。

「村田信之議員に対する問責決議」より

わたしの行いは、市民の信頼を大きく損なうものだった、と。
それは間違いないだろう。

しかし、議会基本条例の遵守義務を怠ったことで問責されるなら、
それだけ議会基本条例が重い存在に格上げされたことになる。

これまで、前例と慣習と暗黙知が幅を利かせてきた議会が、
議会基本条例を活動原則にして、
「開かれた議会」を目指すことになる……
と思う。
わたしはそうしていくと決心した。