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政治とカネの問題と釜石市議会

釜石駅前にあるサンフィッシュに、お正月用の買い物にいった。
5軒の魚屋が集まっている。
1軒1軒、買い物をしてると、
「どうなるの? 政治とカネは何なの?」
ちゃんと永田町にも目が向いてる魚屋のおばちゃんたちは、すばらしい。

衆議院議員の柿沢未途の江東区長選挙における買収とネット広告、
と、
自民党の派閥の裏金の問題。

柿沢未途はなぜ自民党の区議会議員におカネを配ったのか。
それは、選挙での国会議員が獲得する票数は、
支援してくれる区議会議員の票の足し算だから。

なので、国会議員は区議会議員のめんどうをみる。
つまり、資金を援助し、選挙も手伝う。

一方、派閥の裏金問題。
政治資金パーティで人を集め、カネを集め、
派閥に収める一定のお金以上は、集めた議員にキックバック(返金)される。
人を集め、カネを集めるのは国会議員本人ではあるが、
そこでも区議会議員、市議会議員が活躍する。
キックバックのおカネは、自分のフトコロと、
区議会議員、市議会議員のフトコロに入っていく。

つまり、柿沢未途と派閥パーティー裏金は、
同じ構造なのである。

これは、「古い政治」なのか?

選挙で投票率が上がらない限り、
固定された票をより多く持つ者が勝つ。
つまり、ジバン(後援会)、カンバン(世襲・現職)、カバン(資金)がものをいう。

この問題は、釜石市議会とは関係ないのか?

関係なくもない。

今回の市議会議員選挙の投票率は65.51%
まだまだあっち向いてる人たち、
議会からの声が届いていない人たちがいる。
そういう人たちに声を届け、
参加してもらうようにしたい。

人口は3万人を切った。
でも、小さな街だからこそできることもある。
それがONE KAMAISHI。

がっちりひとつにならなくても、
ゆるいつながりの方がいい。

ウィークタイズ(weak ties)。

来年こそ、ONE KAMAISHI、3万人でひとつの街に。