「好きなことで生きていこう!」と言われなくなる日

昨日は私の大好きなカフェで友人とだらだらおしゃべり。みんながみんな好きなことで生きてきたい人ばっかりで、私もそんなコミュニティにいるからか、「そんなのもう当たり前だ」と思うようになってきています。一番意識している読者は「自分」にも少し書いてますが、note記事にしても何にしても、その時々自分に言いきかせたいことを書いているし言っているという感覚があり、今はまだ「好きなことで生きていこう!」というスローガン(?)にしっくりくる部分がありますが、それもそのうち当たり前になると言わなくなってくるんだろうなと感じています。

資本主義やこの世の闇の構造、陰謀論などの話も私は大好きなので、一時期そればっかり書いていたこともありました。この世の闇の構造を知るほど、「多くの人に気づいてほしい!」と思っていたものですが、それもこれも今は私にとって当たり前というか、あえて言うことでもなくなってきた感じはします。政府が国民のことを思っていないのは当たり前、ワクチンが毒なのは当たり前、医者と製薬会社の癒着も当たり前、CMバンバン打つ会社の商品は化学物質まみれなのは当たり前、マスコミの世論操作&洗脳も当たり前。それはもう大前提なので、あえて調べたり書いたりしなくなりました。

フラワーエッセンスやハーブなどの自然療法も、もう日常生活になじんできてしまって、当たり前に毎日使っているものなので、それもあえて言わなくなってきました。多くの方に自然療法を知って使ってもらって、より本質的な健康に目覚めてほしいという気持ちはもちろんありますが、すごく悪い言い方をすれば、あえて声高に言うほどの新鮮味が自分の中になくなってきたという感じです。私にとっては、お風呂に入るとか寝るとか、そのくらいのレベルで当たり前に使うものだからです。当たり前になると、なかなかその価値を自分で感じなくなってしまうのが難点と思っていて、私が当たり前にしていることも、一般の人から見たらかなり詳しい人、使っている人のように見えたりすることもあるでしょうから、日常をもっと価値化していかないとなと思ったりもします。

「好きなことで生きていこう」というのはここ数年すごく色んなところで聞くようになってきていて、目覚めて行動に移している人もたくさんいらっしゃいます。そういう時代の流れなのでしょうね。今はまだ「様子見」の人が7割くらいだと感じていて、イケダハヤトさんや心屋さんなど、有名な方がそういったスローガンを掲げるのを指をくわえて傍観している人が多そうです。だからこそ、「様子見」をターゲットに「好きなことで生きていきましょう、それをサポートします」というカウンセラーや占い師、コンサルタントが多数いらっしゃり、様々なサービスを展開されています。私が今やりたいと思っているのもそういう方向性です。個人事業主向けのサービス、起業塾も活況ですし、これからはそういったビジネスが興隆する時代がしばらく続くでしょう。駅近のレンタルスペースとかも流行りそうですね。

その流れがいったん落ち着いたら、「好きなことで生きていこう」というのは今ほど声高には言われなくなってくると思います。今のムーブメントで反応する人はここ数年で人生を切り替えていくはずです。起業する人も増えそうです。冷静で分析的な部分もある私は、起業した人が5年と持たないことが多いと聞くと、やっぱりためらう部分もあるようで、リスク回避をしたがります。好きなことで生きていこうと思ってはいるものの、「勢いだけで始めても5年と持たないかもしれないじゃん」と非常に現実的に見る部分もあり、超長期的な展望を予測しようとしてしまいます。その辺りがなかなか始められない理由の一つでもありそうです。

さんざん今まで私も「好きなことで生きていこう」「自分の人生を生きよう」とここで書いてきましたが、最近はそこまで力んでもいなくて、「好きなことで生きていかなくてもいいじゃん」みたいな気持ちさえ出てきました。なんというか、こだわりがなくなってきましたね。「こうあるべき」みたいなものが減ってきて、「好きなことで生きない人生もアリ」という感じで、柔軟になってきました。今の流れはもちろん「好きなことで生きていこう」なのは間違いなく、エネルギー的にもそういう方を後押しするような状況は確かにあります。実際私も好きなこと、やりたいことをやって生きていこうと思っていますが、みんながみんなそうすればいいとは思わなくなりましたね。

今のこの「好きなことで生きていこう」ムーブメントに反応して、人生を方向転換したいという人は今から数年間くらいがチャンスだと思いますし、遠慮せず転換していった方が良いと思います。しかし、「今のままで十分だ」と思う人が「好きなことで生きていこうとしない私はダメなのか?」と思う必要もないし、いろんな生き方があって良いと思います。私は「勢いだけで始めるな、冷静になれ」という現実的な意識も非常に強く、そんな考えを持つ自分をマイナスととらえていましたが、一方でやはり重要な視点だなとも思っています。自分の特性や性格、能力を加味して、状況を見極めながら、私にとってベストな生き方をこれからも模索していこうと感じました。

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