退職してから「楽しさの閾値」が格段と上がりました

ちょっと自分語りの退屈な記事かもしれません。10月末に公務員を退職してから、ちょうど5か月が経過しました。実際に退職を決意した時もすごく悩んで苦しかったけれど、辞めてからも色々な出来事に巻き込まれ、楽しいこともつらいこともありました。この5か月はジェットコースターみたいな毎日でした。

今は某施設でアルバイトをしているのですが、回数も少ないので貯金+アルバイト収入で生活をしている状況。普通に考えたら「どうしよう、不安…やっぱりもう一回就職しようかな…」とか思うのでしょうけど、今の私は不思議と不安よりも「毎日が楽しい」という気持ちの方が大きいんです。毎日いろんなことが起きるし、たくさんの人と知り合いになれるし、やりたいこと、興味のあることに関する情報や出来事、色んなお誘いを受けたりと、やりたいことがたくさんありすぎて身体が足りないよーっていう状況なんです(笑)。特に土日は身体二つ欲しいくらい予定がびっしり…。

額面的に見れば公務員時代よりもお金こそ少ないのですが、こんなに毎日が楽しくて充実しているとそんなこともどうでもよくなってきて、やっぱり何よりも「心の豊かさ」が大事なんだなぁと痛感します。なんか、今までの人生で「マックス楽しいってこのくらいだよね」というレベルを日々更新している、「楽しさの閾値」が日々上昇していくような感覚があります。そして、毎日が楽しいと不思議と周りの人に対しても余裕を持って接することができて、人々に対して心がオープンになるし、それによってまたたくさんの方と知り合えて、人生が動いていくのだなぁということを実感しています。究極「愛想のよさ」が身を助けるの記事にも書きましたが、「毎日楽しいなぁ」と思って生活していると、自然とニコニコしてきて、それがまた良い循環を生んでいるのでしょうね。

それでも、影の側面はあるようで、私は最近よく悪夢を見るようになりました。なんか後味の悪い感じで起きることが結構あります。夢とは何かということには諸説あるのでしょうが、潜在意識と密接にかかわっているという見解は概ね一致しているような気がします。毎日楽しい~♪と思いながら生活していても、やはり不安、恐怖、執着、怒りなどの感情や記憶というのは消えているわけではなく、それを夢で浄化していると見ることもできるようです。実際のところはどうだか確かめることはできませんが、やたら夢では嫌な思いをするので、現実世界が楽しく光輝いてきた分、影の側面を夢で体験しているのかな、なんてちょっと思ったりもしています。

本来なら3月末までは勤務する予定だったのですが、9月末に体調不良で出勤できなくなってそのまま有休消化で退職してから今まで、本当に本当にいろんなことがあって、そのまま公務員として働き続けていたのとは全くもって違う展開、違う世界に来たなぁという感じなんですね。5か月だらだら過ごしてきてしまっていたら、やっぱり3月まで働けばよかった、みたいなことも思いそうなのですが、「3月まで働いてたらこうであったろう自分」と今の自分のギャップがすごすぎて、あの時勇気を出して決断して良かったと心から思っています。まさに違う次元にワープしちゃったみたいな感じ。たかが仕事辞めただけなのにです。

やりたくない仕事を続けながら気晴らしに飲むお酒も、さぞおいしいことと思います。しかし、やりたいことをやっていく人生の楽しさはそんなもんではないです。むしろお酒の消費量は減るでしょうね。人生において「やりたくないこと」をする割合が限りなく少なくなっていくにつれて、「楽しさの閾値」というものは限りなく上がっていくという気がするんですね。やりたくない仕事を手放して、好きなこと、やりたいこと、自分がご機嫌でいられることにフォーカスしていけばいくほど、人生で味わえる喜びや幸せ、豊かさの感覚が拡大していくというのは、間違いないです。これは、「百聞は一見にしかず」です。4月は人事異動の時期。不本意な職場に異動になる方もたくさんいらっしゃることでしょう。これを機に「働き方」「生き方」を見つめ直して、ご自身が一番光り輝く人生とはどんな生き方か、イメージしてみるのも良いかもしれませんね。

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