タイトルに釣られてつまらない記事を読んだ時のガッカリ感

自動ツールにより形骸化した「いいね」系反応の記事にも少し似ていますが、多くのブロガーメソッドみたいなものの中に、「とにかくタイトルで惹きつけろ!」というものがありますよね。それは本当にその通りで、タイトルが大事なのは言うまでもないことだなと思うし、私もタイトル付けを工夫すればもっとpv数が上がるかなと思ったりもします。そういうメソッドが横行しているからか、実際面白そうだなと思って読んでみると「大したこと書いてなかった…」と思うことも多くて、そういう時はかえってガッカリしてしまいます。

「●●のために○○する7つの方法」みたいなのってブログタイトルあるあるなんですが、もうちょっと食傷気味というか、見飽きたよ、みたいなところもあって(笑)、私はそういうタイトルをあまり好んで用いません。そういう記事を書かれる方は、ブログメソッド記事読んでいるんだろうなーと思うのですが、なんというか没個性的な感じがしてしまうので、メソッドにとらわれすぎるのはかえってもったいない気もします。面白いコラムニストの方とかって、そういうタイトルの記事は書かない気がしますし、そういうメソッドにとらわれない独自の面白さがあります。私が目指したいのはそっちなのです(笑)。

ブログにもいろいろありますので、どれが一番良いとか、悪いとかそういうことではありませんが、あまりにもブログブログ、と言われすぎて参入障壁が低いからか、記事の質も玉石混淆です。私から見たら全然面白くないブログが「月間○○万pv達成!」と華々しく書かれているのを見ると、私って世間とずれているのかな?とか、世の中的にはこういうのが良いと思うの?とか、嫉妬+ちょっと理解できない感じがふつふつと湧いてくるんですよね。まぁ、すべてはルイトモなので、マスの意識に合わせた記事を書くのが一番「数」的なpvは上がるでしょうね。

ただ、私の考えは情報は「マス」から「オーダーメイド」への記事にも関係していますが、もう「マス」に照準を合わせた情報発信というのは、あまり役に立たない気がしており、どんどん「オーダーメイド」化しますし、対象を絞った情報発信が吉かなと思っています。もしくは、対「マス」向けのチャンネルと、対「個人」向けのチャンネルを両方持っておいて、随時使い分けるのも良いかなという気がします。言葉ですらすら書いていても具体的にどうするかは全然思い浮かばないのですが(笑)、情報発信の仕方、発信側のあり方と内容というものを、注意深く意識する必要を感じ始めています。

話がだいぶそれてしまいましたが、私はタイトルがシンプルなブログでも、中身が面白ければそのブログのファンになりますし、楽しく読み続けているブログはだいたいそういうものが多いです。検索でちょっと引っかかったようなものの中に、タイトルが釣りっぽいものが多いですね。そういう記事はピンポイントで読むことはあっても継続して読者にはならないので、本質を見抜こうとする人にはウケないでしょう。面白ければ昔のHTMLかっ!みたいなテキストのホームページでも何でも読みますからね。大事なのはコンテンツの中身や質であることに間違いはなく、やはり注力するのはそこのみです。いかに気を引くタイトルをつけるかばかりに尽力するのではなく、これからも人としての中身を磨くことにエネルギーを注いでいこうと思います。

note過去記事一覧はこちら

ホリスティックな健康をサポートするGreen Cosmoのページはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?