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『自己肯定感の低さ』から、本気じゃない既婚者男性と関係を。

既婚者である職場の上司から関係を迫られ、ホテルに行ってしまった紗栄子(仮)。
それから体の関係が続いて、ゴールの見えない恋に、紗栄子は悩んでいました。


既婚者と体の関係を

これまで街コンや合コンなどに参加し、真面目に恋活を続けていた紗栄子。
男遊びをしている話は聞いたことがないし、浮気をしたなんて話ももちろん一切なし。

それが、ランチをで恋話になって、「最近どうなの?」と聞くと、
「体の関係が続いている人がいて、相手は既婚者だし本気じゃないし、どうしていいか分からない・・・・」
というのです。


初めは、酔った勢いから。
会社の何人かで飲みに行ったとき、帰りの電車の方向が同じだったことから2軒目に誘われ、そのままホテルに行く流れになったらしいのです。

酔いが覚めたあとは、「どうして既婚者としてしまったんだろう」と大きく反省したものの、
その後彼から「二人で飲みに行かない?」と誘われることが多くなり、
断れなくて飲みに行き、そのままホテルという流れが定番化してしまったのだとか。

『好きなのか分からない』気持ち

「紗栄子は好きなの?」と聞くと、
「分からない」と言います。

それが紗栄子の悩みの一つだとも。

初めに気持ちがなかったのは明らかで、軽い気持ちで関係を持ってしまったらしいのですが、
関係を重ねるごとに自分も彼を求めるようになってしまって、
でもそれが『好き』という気持ちなのか分からないようなのです。

「すごく好き!!」という訳でなくて、
会ったときに「可愛い」とか「好きだよ」とか言われると幸せな気持ちになって、
また彼に会いたくなってしまうような感覚。

「”体の関係を持ってしまったから”、”彼から求められるから”、自分も彼を求めてしまうのかな・・・」
と紗栄子自身、自問自答していました。


遊びと割り切っている彼

「彼は、紗栄子のこと好きなの?」と聞くと、
「多分遊びだと思う」と言います。

休日に遊びに行ったりと恋人同士らしいこともしたことがあるし、
会っているときは優しいけれど、それ以外のときは連絡がなくて、
「優しくしてくれるのは、セックスしたいからなんだ」と感じるらしいのです。


「それじゃぁもう関係を持たないほうがいいんじゃない?」
と客観的には思ってしまいますが、
”彼を失いたくない”という気持ちが邪魔して、なかなか踏ん切りが付けられずにズルズルした関係が続いてしまっているようでした。


『誰も私のことを愛してくれないんじゃないか』

紗栄子の心の奥深くには、
『誰も私のことを愛してくれないんじゃないか』
という、強い自己否定感
があるらしいのです。

だから、自分を求めてくれる人に固執してしまう。
だって、その人を逃したら、誰も自分のことを愛してくれないような気がするから・・・。

『”彼が好きだから”彼と離れたくない』のではなくて、
『”彼以外に自分を好きになってくれる人はいない”から、彼と離れたくない』
というような心境。
(決してそんなことはないはずなのですが)


本気で愛してくれる男性を求めて

悩んだ挙句、
紗栄子は彼との関係を経つ決断をしました。

私は内心、安心しています。

パートナーがいる人を中途半端な気持ちで追いかけるのは、
そのパートナーの方も、もしかしたら自分自身のことも、
傷つけてしまう結果になってしまうから。
その覚悟がないのであれば、安易に手を出してはいけない恋。
※「浮気はしてもいい」という意味ではありません


『自己肯定感の低さ』が紗栄子の恋愛を邪魔してしまっていると思うので、きっと紗栄子は、その問題に真剣に向き合わなければいけないのでしょう。
「自信を持って!」と言って自己肯定感が高くなるような単純な話ではないし、恋愛以外にも繋がる根深い問題。


”自己肯定感を高めるためにどうしたらいいのか”、専門的なことはよく分かりませんが、
『誰かに本気で愛してもらったという恋愛体験を持つ』のも一つの手なんじゃないかなと思います。

魅力をたくさん持っている紗栄子。
相手を見極めることができれば、紗栄子のことを愛してくれる男性はきっと見つかるはずです。

だから、紗栄子自身、また以前みたいに真剣に恋と向き合って、イイ恋をしてほしい。

次の恋を見つける決断を出した力強い紗栄子を、これからも応援したいと思います。


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