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心を開かないと、”愛”は感じられない

わたしってすこし、一歩引いているようなところがあるんです。

暗いムードになるのは嫌だし、
人を傷つけることも嫌いだし、

文章は書けるけど、思っていることを
その場で言語化することも苦手なので、

キモチを率直に言葉で伝えるようなタイプではありません。

失恋で変わった、わたしの価値観

それが、ある恋愛を通して、考え方が大きく変わったんです。

恋愛においては、
自分のことをなんでも話す女性よりも
ミステリアスな女性の方が良いと思って、

全てをオープンにしていませんでした。

悩んでいることがあっても打ち明けずに、
大抵は、ふざけ合ったり当たり障りのない会話。

その場を一緒に楽しめたら、
一緒に楽しめる二人で要られれれば、
それでいいと思っていました。


しかし、デートしていたある男性に
「元カノのことをまだ愛している」と告げられ、
涙が止まらなくなってしまったときに

自分の気持ちについて、
初めて包み隠さず伝えることの大切さを学んだんです。

🔽そのときのエピソードはこちらに
https://note.com/murakami_chii/n/n05335a81bcfc

全てを打ち明けられる関係

涙が止まらないわたしに彼は、
「いま感じていること、なんでも言っていいよ」
と言ってくれました。

だからわたしは、
「自分が惨めだと感じていること」
「人生の敗北者のような気持ちになってしまったこと」
「もう少しのところで幸せを手に入れられない悔しさ」
など、

普段あまり人に話さないこと、
失恋に関係のないことまで含めて全部、
打ち明けたんです。

彼は、「分かるよ」と、
わたしの全ての話に耳を傾け、共感もしてくれました。

心が繋がることで、『愛』が

そのとき、悔しいことに、
彼と心が繋がったような気がして、
それこそが『愛』のようにも感じた
んです。

このあったかくて、穏やかで、落ち着ける、
心の感覚。

もしかしたら、これが『愛』なのかもしれないと
初めて思えました…。

友人との『愛』を、育てたい

彼との恋は終わってしまいましたが、
この経験から、わたしは大事なことを学べたと思っています。

友人はいるし、デート相手も何人かいたのに、
これまでずっと、孤独を感じてしまっていたのはなぜか…。

それは、嫌われることを避けて、好かれようとして、
聞く側にばかり回って、愉快な会話をしようとして、

本当に理解して欲しかった自分のことを、
見せてこなかった
ことなんだなと。

これからは、努力します

失恋した夜、わたしは泣きながら友人に電話をしました。

失恋へのショックについてもですが、
「もっと心の繋がりが欲しいと思っていて、
だから、これからわたしは自分のことを伝えるようにするね」
と、友人に伝えるために。

大切な、友人たち。
でも、まだ、心が繋がっていない感じがあって、寂しかった。

思っていることを伝えることは、ときには勇気がいることで、
関係が壊れてしまうんじゃないかという怖さもあります。

でも、このまま一生孤独を抱えて生きるよりは、
ずっといいんじゃないかな、と思えます。

人生で、わたしは『愛』が欲しい。

愛は、友情からでも感じることができるし、
愛を感じられる関係を一生かけてつくっていきたい。

今は、そのように思っています。

だから、
自分を変える勇気を持つことにしました。


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