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暮らし・生活

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共働き夫婦の生活の知恵をまとめたマガジン
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時短と節約を叶える!共働き夫婦の夕食術

3月から、わたしたち夫婦は共働きになった。となると、夕食を誰が準備するのか課題になった。 ーー自炊したい!でも、時間がない! そこで、家事を見直した。 今でも自炊しているが、不思議と家事がうまく回っている。 今回は共働きのわたしたち夫婦がどんな工夫をしているのか、ご紹介したいと思う。 仕事も家事もがんばる方の参考になれば嬉しい! 1) なぜ自炊するのか どうしても自炊したかった。一番の理由は、食費を抑えたいから。 外食だと一食で約1,500円する。個人的に高いと感じる

2023年|ミニマリストが買ってよかったモノ〜後編〜

2023年は色々なモノと真剣に向き合い、手放し、吟味した一年だった。 ほぼ毎日料理をするわたしにとって、キッチン道具は仕事道具と言っても過言ではない。サラリーマンで言うスーツや革靴だ。 なにより、厳選したお気に入りの道具で料理していると気分が上がる。 今回は以前お送りした雑貨・コスメ編の続きで、キッチン道具たちを紹介する。 厳選!お気に入りの道具5選1) ダイソーのスポンジホルダーUKIUKI mini 以前使っていたスポンジホルダーはステンレス製だった。掃除を全くして

2023年|ミニマリストが買ってよかったモノ〜前編〜

ミニマリストになってからはモノを買う時、かなり吟味するようになった。店頭で見つけて「いいな」と思っても即決しない。その場でサイトをチェックしたり、商品名をメモして自宅で検討したり、買い物が慎重になった。 今回はそんなわたしが今年買ってよかったモノたちを紹介する。 まずは雑貨・スキンケア編をお送りする。 (キッチン道具編はこちら) 厳選!買ってよかったモノ6品1) IDEEのSTILT TABLE White デスク 4年ほど前からずっとほしかった念願のデスクだ。今年、上

仏教徒がクリスマスミサで学んだこと

わたしは仏教徒だ。でも、家にはイエス・キリスト様が祀(まつ)られている。 わたしと夫は日本人。そして、夫はキリスト教徒だ。 昨年のクリスマスイブは、夫と一緒にミサへ行ってきた。 仏教との違いにカルチャーショックを受けつつ、さまざまな宗教を知るということは、人々が同じ地球で生きていくために大切だと知った。 今回は仏教との違いに触れながら、ミサがどんなものなのか紹介する。 キリスト教に興味がある方はもちろん、異文化に触れてみたい方の参考になったら嬉しい。 1) 世界はキリス

我が家の簡単レシピを少しだけ

お家でもおいしい物を食べていたい。しかも、簡単に作りたい。 平日は毎日8時間以上、お家にこもってもりもり作業をしている。そして、夕食も作っている。そんなわたしが見出した手軽にお店のような料理や飲み物が味わえるレシピを紹介する。 食欲の秋こそ、おいしい物をたくさん食べようではないか! 1) 甘くてねっとり!サツマイモカレー ジャガイモの芽をとる作業が面倒だなぁと思い、サツマイモで代用してみたらおいしかった。サツマイモ本来の甘みとカレーのスパイスとの相性が抜群で、大人はもち

わたしたちは夫婦別姓を選んだ

昨年9月に結婚した。でも入籍はしていない。なぜなら、わたしたちは選択的夫婦別姓を望んでいるからだ。だから、わたしの住民票の続柄は「妻(未届)」になっている。いわゆる事実婚だ。 なぜ夫婦別姓を望んでいるのか、実際に生活してみてどうなのか、少しだけまとめてみた。 1) 夫婦別姓を選んだ理由 「結婚したら苗字はどうしよう?」 ふと恋人(夫)とそんな会話から始まった。 今の日本で法律婚をするということは、どちらかが一方の籍に入らなくてはならない。つまり、苗字を変える必要があるの

お金と上手につき合う

「お金があったらできるのに」「もっと貯金したいのに」と過去のわたしはお金に支配されていた。「じゃあ、いくらあればいいの?」「そのお金でなにがしたいの?」と質問されると具体的に答えられなかっただろう。 「不安だから、とにかくいっぱいほしい」 お金と真剣に向き合うようになってからは、そういう人のところへお金は流れてこないと知った。 1) お金がなかった当時 18歳で働き始めた当初は、とにかくお金がなかった。高卒で給与が低いのに、背伸びをして新車を買った。毎月、車の返済とノ

コロナ後遺症で味覚探しの旅に出た

8月上旬、新型コロナウイルスに初感染した。感染して4日目。 夕飯におみそ汁と酢の物、ナスの煮びたしを食べていた。 おかしい。 不思議に思い、おでこに貼っていた冷えピタをはがして嗅いでみた。なにも匂わなかった。梅干しを食べても、砂糖をなめても、無味無臭だった。 突然、嗅覚と味覚を失った。 病院へ行き、先生に症状を伝えると「戻るには早くて2週間以内、長い人は半年かかります」と言われた。 食べることを愛してやまないわたしには、ショックなできごとだった。 でも、別に死ぬわけで

質素でも幸せなご飯

毎日三食かならず食べる。 江戸時代より前の日本人は一日二食だったらしい。ということは二食だった歴史の方が長いわけで、考えるだけでめまいがする。生まれる時代を間違えなくてよかった。 わたしの場合、一日の中で感じる幸せ度数のうち「食べる」ことが大半を占めている。 日記をつけて初めて気づいた。ほぼ毎日「○○がおいしかった」と書いている。もはや食事日記になってきた。 朝は決まったメニューを食べている。オートミールとサラダ、ヨーグルト、ホットミルクだ。 オートミールは日替わりで味変

お酒を飲まないという選択

お酒は好きだ。特にサッポロ黒ラベルの缶ビールは、ガツンとくる苦味とコクのある泡がたまらない。缶ビールを開けたときの「プシュッ」という音だけで、クゥ~っとなる。 もうすぐで30歳になる。気づけば、お酒を飲まなくなった。夫が「僕とはなちゃんはソバーキュリアスだね」と言った。 ソバーキュリアスとは我慢して禁酒するのではなく、選択のひとつとしてお酒を飲まないことだそう。あれほどお酒にどっぷり浸っていた20代前半を考えると、ライフスタイルががらりと変わった。 20歳になるとお祝いが

偏愛?食へのこだわり

毎日、料理をしている。どんなに悲しくても、泣いても、お腹が空くから不思議だ。お茶を注ぐ湯気を見て、おみそ汁のにおいをかぐだけで心のザワザワが消えていく。 コンビニやファストフードは苦手だ。高校生のとき、友だちとマクドナルドへ行った。会話に夢中になりすぎて、手をつけるのが遅くなってしまったハンバーガーとポテトは、冷めておいしくなかった。おしゃべりはあんなに楽しかったのに、幸せを感じない。 はじめて食に違和感を感じた。 その後、農業の会社へ就職した。研修で一年間、休日に家庭菜

繊細なわたしとガサツな母

どうやら「HSP」という個性を持っているらしい。「HSP」はハイリー・センシティブ・パーソンの略だ。日本語で言うと「とても敏感な人」。昔から些細なことで感情をぐいっと持っていかれてしまい、生きづらさを感じていた。けれど、「HSP」と認められてからは生きることが楽になったと思う。 同僚が資料をバンッと机に置くと、びくっとしてしまう。怒っているのだろうか? 母が朝早くからお弁当をつくっている。トントン、バンバン。その音で目が覚める。 廊下から自分の部屋に光がもれる。寝ていたはず