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日記 【ジョコビッチ強すぎ】

2023年1月25日(水)

今日は全豪オープンテニス男子シングルス準々決勝ジョコビッチ対ルブレフの試合を見ていたのですが、結果はジョコビッチのストレート勝ち。
全ての瞬間においてジョコビッチの方が僅かに上回っていて、それがスコアとしては大きな差になっていました。特に見応えがあったのは2ndセット第6ゲーム。ジョコビッチがブレークした直後のサービスゲームで、すぐにブレークバックを狙うルブレフとそれを許さないジョコビッチの見事な攻防でした。あのゲームが試合の勝敗を分けたと言っても過言ではない程重要な局面だったと思います。

結果的にはそこで流れを譲らなかったジョコビッチが途中7ゲーム連取。スコアこそジョコビッチが圧倒しましたが、トッププレイヤー同士の対戦らしくお互いが需要な局面で一気にギアを上げる姿が見れて良かったです。

短い試合でしたが、いくつか気になった点を紹介

1.ジョコビッチのセカンドサーブ
なんとこの試合、ジョコビッチのセカンドサーブの平均速度は166km
その分ダブルフォルトも5本出ていましたが、重要な局面でセカンドで攻める強気な姿勢が見れた試合でした。特に最近のジョコビッチの試合を見ているとセカンドサーブの速度は130〜140km台に落ち着いている印象で、「流石のジョコビッチも衰えているのか?」と思っていましたがまだ意図的に速度を調節できる次元にいるんですね。恐ろしい技術とメンタルです。
テニスの実力はセカンドサーブに宿ると言われますが、まさにジョコビッチはセカンドサーブの王です。

2.バックハンド開脚ディフェンスの精度はまだ本調子じゃない印象
ジョコビッチ唯一無二のショットと言えば、あのバック開脚ディフェンスですよね。デミノー戦から痛みが無くなってきたと言ってはいるものの、本能的に再発を恐れているのかまだまだ開脚ディフェンスの使用には慎重になっているように見えました。このルブレフ戦から少しずつ開脚するようになってはいるものの、相手の強打を同じくらいの威力で弾き返すようなクオリティには仕上がっていませんね。本調子のジョコビッチと比べると、まだ脚の状態を様子見しながら出来る範囲で戦っている印象。それでも強いんですがね。

 

特に気になったのはこの辺りですね。あとは準決勝以降の予想でも。

ジョコビッチの次戦はアメリカのポールですが、まあジョコビッチによるレ○プ試合になって終わりでしょう。そしてトップハーフのチチパス対ハチャノフはチチパス有利の予想。
決勝ですが、ジョコビッチを片手バックで倒せる選手は好調バブリンカしかいないと思ってるのでジョコビッチ優勝ですね。

全豪オープンテニス2023、完結。


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