[eX-Mining研究家] 村松成治(AI時代こそ、個人個人の心に寄り添おう)

UI/UXデザイナー/要件分析評価エキスパート。  「その先にエンドユーザーの笑顔が見…

[eX-Mining研究家] 村松成治(AI時代こそ、個人個人の心に寄り添おう)

UI/UXデザイナー/要件分析評価エキスパート。  「その先にエンドユーザーの笑顔が見えるか」が判断基準。  #POBoxの母 #Usability #上位下位分析 #隠れた本質を掘り当てる #アイデア倒れからの脱却 #顧客の声"速い馬を"に騙されず"自動車"を生み出す

マガジン

  • 要約や気付きメモ(書籍・Web記事)

    書籍やWeb記事など、参考になったものを要約していきます。 また、そこから私が学んだり、気付きを得たりした内容も記載します。 私なりにザックリ切り取る場合もあるので、興味を持たれた方は、リンク先の本編を是非ご覧ください。

  • 言動の裏や深層を読む

    職業病もあって、言葉や行動に敏感な私。 人の言動には、本人も気付いていない「裏の意図」や「背景」が見え隠れします。 大胆な仮説を立てると見えてくる物があり、仮説⇔考察・検証を繰り返すと、人の心理に近付ける…かも? ★「ゴメンの意味わかりますか?」の内容を前提に、他の記事は書かれています。

  • 予測文字入力 "POBox" 物語

    世界初の日本語予測文字入力"POBox"は、「人々の生活を変えた」とも言え、その波及効果は今も続いています。 幸運にも、最初の開発に携われた体験から始まり、私は多くを学び、悲しい思いもし、たくさんの気付きを得ました。 その体験や、得た物の数々を、お伝えしていきます。

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noteはじめました

初めまして!村松成治と申します。 某大手電機メーカーで、ガラケーやスマホのソフトウェア部署を中心に、UI/UX設計やユーザビリティ評価、要件分析の実績を積み、今年9月末に独立しました。 得意技は翻訳(日本語専門w) 人の言動の裏にある「真意」を読み取り、他の人が理解できるように「翻訳」することが得意です。 某メーカーには、「アイデア先行」や「作り手の発想」が強かったり、逆にユーザーの声を鵜呑みにしてそのまま作ろうとする…真面目な人がたくさんいます。 また「デザイナー」「

    • 【書籍メモ】ダイアグラム思考 -次世代型リーダーは図解でチームを動かす- (髙野雄一)【前編】

      長くなってしまったので💦「要約」ではなく「メモ」です。さらに前編/後編の2回に分けました。 前編:第1章~第4章 後編:第5章~第6章 ざっくりいうと(前編)図解はモノゴトを多視点から観察し、構造化して、可視化する、トレーニングで上達できるスキルである。 図解はOutputだけでなく、情報を整理してInputするときにも使え、理解、気付き、抜け漏れやアイデア発見にも繋がる。 文章や音声では長大になり、全体も要点も把握しにくいが、図解だと一瞬で理解できる・伝わる・記憶に残

      • 【Web要約】がっちりマンデー‼ 著名人も愛用する「note」、読まれる記事のポイントをnoteディレクターが伝授

        ざっくりいうとタイトルは短く、1記事1テーマで書く 無料ゾーンの最後に、有料ゾーンリンクを置くのも一手 編集者のノウハウを注入した"AI編集長"を活用しよう ① noteディレクターが教える、記事のポイントタイトルは短く、1記事1テーマで × タイトルが長いと中身がわかりにくくなる × 複数テーマ混在だと、タイトルが長くなる または 中身と一致しなくなる ○ 短くてわかりやすいタイトルは、SNSなどでシェアされやすくなる 本文の、大切なところに見出しをつける 無料

        • 「ゴメン」の意味わかりますか?

          いきなり何の質問?…ですよね。 この記事では「他人の言動の背景や心理を読む」ことと、「大胆な言説の効果」について、述べてみます。 辞書の定義そんなこと、誰でも知ってますよね。 でも私は、「ごめん」と言っている場面の多くで、その人の本当の意図は違うことに気付いたんです。 どんな意図だと思いますか? 背景(余談)UI/UXデザインや、ユーザーテストやアンケートなどの調査をやっていると、「言葉」には敏感になっていきます。ある意味職業病です。 UI設計内では、多くの機能名称やメ

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          予測文字入力 "POBox" 物語 ー その2「世に問う」

          ※ 下記記事の続きです ↓ 湧き上がる不安「その1」に書いたように、2000年も終わりに近づいた頃、世界初の携帯電話向け「日本語予測文字入力」アプリ"POBox"が完成しました。 そして、2000年末発売のA社向け携帯電話と、2001年初発売のD社向け携帯電話にPOBoxが搭載されることが決定しました。 苦労はしましたが、ようやく「サクサクメールを打つ」という画期的な体験が届けられる!と喜んだのもつかの間、問題が起きます。 デフォルトON?OFF? 「いきなりこれをユー

          ユーザーの声に騙されない

          ユーザーは嘘をつく 記事:「ユーザーは嘘をつく」では、「ユーザーに聴く」ことの重要さと共に、ただ聴くのは、落とし穴があるので気を付けたいと述べました。 そこで予告した「ユーザーの声に騙されない」、少々センセーショナルな表現をしましたが😅、ユーザーの生の声をどう解釈するか、そのコツを書いてみます。 速い馬を作らない スティーブ・ジョブズもよく引用していたといわれる、ヘンリー・フォードの名言があります: 「もし私が何が欲しいかと聞いていたとしたら、人々は『もっと速い馬』と

          予測文字入力 "POBox" 物語 ー その1「誕生」

          「人々の生活を変える」事に参加できた幸運皆さんは、スマホをお使いですか?ガラケーですか? LINEやX、メール、チャットなど、文字のコミュニケーションも多いかと思います。 文字入力で、例えば「こん」と打ったら「こんにちは」「今度」など候補が出たり、「だよ」と入力したら「。」「!」「☺」とか候補が出たりしませんか? さらに、何度も同じ語句を使うと、より早くその語句が出ませんか? 恐らく全てのスマホ/ガラケーに、このような日本語における「予測文字入力」という方式のアプリが搭載さ

          ユーザーは嘘をつく

          「ユーザーに聴く」 UI/UX設計の要諦は、「ユーザーが主役」です。「作り手」の発想を捨てて、使う人の生活、知識、興味、目線に立つことが必要です。 HCD(人間中心設計)に関する書籍やWebサイトなどでも「ユーザーに聴く」ことは、最重要な工程として必ず謳われます。 その代表格が「ユーザーテスト」(ユーザビリティテスト)です。 ユーザーテスト ユーザーテストでは、一般の生活者を「テスター」としてお招きし、実際に商品/サービスを購入した(使い方を教えてくれる人はいない)想