元不動産営業マンが「とりあえず不動産投資について教えて」と聞かれてまず伝えること
それは融資である。
今日のテーマは「融資」の大切さについて。
非常に基本的な内容なので、不動産投資をある程度ご存知の方は読み飛ばして頂きたい。
この文章を読むと、不動産投資においてなぜ融資が大切なのか大まかなイメージが掴めるだろう。
<目次>
1.不動産の購入は融資の利用が前提
2.融資が使える=レバレッジが効かせられる
3.物件購入の判断は融資に左右される
1.不動産の購入は融資の利用が前提
不動産は非常に金額が高い。
中古の戸建てや区分マンションであれば数百万円で買えることもあるが、
基本的には数千万円〜数億円の価格帯になる。
数千万円〜数億円を自己資金のみで支払える人はそう多くない。
このような方向けの不動産投資戦略はまた別の機会に書くとして、
私たち一般人は融資を使うという前提のもと話を進めよう。
2.融資が使える=レバレッジが効かせられる
さて、融資を使うということは一つメリットがある。
レバレッジである。
レバレッジとはてこの意味だが、要するに少ない自己資金で大きな物件を買えるということだ。
自分が頑張って貯めたお金が1,000万円あったとして、現金購入では1,000万円の物件しか買えない。
一方、金融機関から9,000万円を借りれば1億円の物件を購入することができる。
レバレッジについてはまた機会を改めて詳しい解説をしたいと思うが、
お金を借りて投資資金に回せる数少ない投資手法が不動産投資なのである。
ここに魅力を感じて不動産投資を始める人は多い。
3.物件購入の判断は融資に左右される
物件購入には融資が不可欠だと分かった。
実は、それが意味する大切な事実がもう一つある。
物件を買うには、金融機関からのイエスが必要という事実だ。
彼らが「お金貸しますよ」と言ってくれないと、買いたい物も買えない。
意思決定者が一人増えたのである。
あなたがどんなに不動産を勉強して、どんなにお気に入りの物件を見つけても、金融機関から「お金貸しません」と言われてしまえばそれまで。
これは当たり前の話に聞こえるが大変大事なポイントである。
今後いくつかのトピックに関連してくるので、敢えてここで強調させて欲しい。
<今回のまとめ>
-不動産投資は融資が前提
-融資によってレバレッジを使えるのが不動産投資のメリット
-金融機関の融資OKがもらえないと物件は買えない
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