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アレクサンドル・アジャ監督の映画「ピラニア」(2010年)レビュー「アニメじゃない!実写(ホント)の映画!」

米国南西部ビクトリア湖周辺で地震が発生し湖底に裂け目が発生し,
更に底にある地底湖と直結した。
地底湖には200万年前のピラニアの祖先が共食いしながら生きていて
裂け目から浮上して来る。
折しもビクトリア湖では春休み恒例のイベントで大賑わい。
太古のピラニアによりイベントは阿鼻叫喚の地獄と化すのであった…。

ビキニの女性の肢体を堪能すると
ビラニアによるゴアシーンが挿入される…。
といった具合にエロとグロが交互に現れ,
最初はエロ多めなのが後半はずっとピラニアのターンとなり
グロ一辺倒になる構成。
間延びする箇所がひとつも無く89分間をあっという間に駆け抜ける。
「人類の驕りへの警鐘」
といった難しい説教要素はゼロなので気楽に楽しめて,
登場人物の殆どが本能に忠実に生きていて
居なくなっても平気な連中ばっかなので後味の悪さも皆無。
冒頭,釣り人役のリチャード・ドレイファスが景気よくピラニアに喰われ
本作品の楽しみ方を教えてくれる。
「深く考えない事」「ビキニと裸を堪能する事」「思いっ切り怖がる事」
この3つだけ覚えてれば平気。

日本語吹替声優が大変豪華で女保安官役のエリザベス・シューの
声の出演は三石琴乃さん。
態度の悪いガキを羽交い絞めにして
「抵抗すると(スタンガンで股間を)お仕置きよ」
と期待通りの台詞を言ってくれます。
吹替は三石琴乃,坂本真綾,田村ゆかり,釘宮理恵といった豪華な顔ぶれ。
アニメじゃありません!実写(ホント)の映画です!
見るからに怪しい科学者役のクリストファー・ロイドの
声の出演は勿論穂積隆信!

登場する女子が片っ端から可愛くてスタイルが良くて目の保養になります。 アマプラでも観られるけど,
エロとグロは大画面テレビでハッキリクッキリ画質で観ないとでしょ?

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