見出し画像

読書感想文 副業おじさん


ダブルワークで仕事するおじさんの話で
自分より上の世代の50代とかでバリバリ働いてる人が
配置換えや役職が立場が変わって収入が減ったのを機に
副業を考え働くのだがそれがポスティングして時給が
どう考えても最低時給を割ってるとか
倉庫作業とか食品製造の工場とかで収入減を補うために働く
というケースが列挙されそれがとにかく侘しい書かれ方で
悲しい気持ちになる。
家族がいるからとか家のローンがあるからとかで
色々事情があるとは思い
選ばなければ仕事はどうにでもなるという捉え方もできるが
自分はこういう事でこらえ性がなくて易々と
乞食になるだろうと考えてしまった。
その中で広告デザイナーの人がコロナで仕事が減った時に
地方に移住して収入が半分になって
地元の外国人ばかりの工場で働いて
スペイン語覚えて交流しているという話は
明るく描かれていてこういう人もいるのかと思う。
巻末に向かって
結局人とのコミュニケーションに価値を
感じられるかという話だったが
自分は接客してるから少しは思うが
人に感謝するとかされるとかというのは
体力が落ちて孤独になってくると
文字通り死活問題なのだろうかと思った。

この記事が参加している募集

読書感想文

ノンフィクションが好き

面白い人に話を聞いてみたいです。 リアクションあるとはげみになります。 メッセージ添えて頂けたらなお嬉しいです。