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身体・心・意識

 人間は、身体、心、意識の三つの部分から構成されている。どれ一つ無くても、人間を全体的に理解することは不可能であり、人間の良い状態を考える上でどの部分も必要不可欠である。

身体
 身体とは、人間の肉体を指しており、目に見える物質的な部分である。心、意識の骨格をなす身体は、見えない世界と四次元の世界をつなぐ役割をしており、健康であるか否かが人間の全体的な状態に大きな影響を与える。


 心は主に人間の感情の部分を指しており、形がないため見たり手に取ることができない。しかし、感情には正と負のエネルギーがあり、人間に与える影響は目に見える物質的な部分より遥かに大きく、決定的である。

意識
 意識を細かく分ければ五感、顕在意識、潜在意識、純粋な意識などが挙げられるが、ここでは主に純粋な意識を指す。純粋な意識はあらゆる次元を超えて存在していると同時に、あらゆるところにある。身体と心と比べると、その影響は計り知れないほど大きいのである。

 身体、心、意識には密接な関係があり、互いに強く影響し合っている。例えば、身体が健康ではなければ、日常生活に障害が出るだけでなく、心と意識に目を向けることさえ難しくなってくる。心は自律神経系や内分泌、免疫力など身体の中枢機能に作用するため、身体の健康に直接影響を与える。純粋な意識が人間に与える影響は最も根本的でありながら、その影響は身心の状態によって決まる。

 身体、心、意識にとって大事なのは食事、運動、睡眠、身体の気の流れやチャクラの開き状態である。食事、運動、睡眠は生活のリズムによって決まるのであれば、気の流れやチャクラの開き状態は主に心のあり方によって決まってくる。そして、この全体の調整に意志の持ち方も大事である。

 私は人生の三大要素に健康、創造力、持続性を挙げており、この3点は人間が自然体である時に初めて揃うのだ。なので、自然体は人間の良い状態ともいえる。では自然体はどのような状態で生まれてくるのか、それは人間の身体、心、意識が同調した時である。

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