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あんなに好きだったお酒をやめました。ガマンをしないマインドセット。

215日前にお酒をやめました。
その日から1滴もアルコールを口にしていません。
これからの人生をもっと良いものにするために、決断しました。

お酒、とても好きでした。昔は毎日飲んでいましたし、昼から飲むこともしょっちゅうでした。
飲み過ぎて失敗したことをきっかけに、一度断酒しましたが、半年くらいで飲酒生活にもどってしまいました。でもそれからは、家で飲むことはなくなり、外で誰かといるときには飲むという生活でした。
お酒が好きなのか、お酒を飲んで楽しく過ごす時間が好きなのか、その両方なのか、とにかく外でみんなで飲むことが好きで、週1~2回飲みに行っていました。
飲み始めるとセーブがきかなくなって、終電を逃したり、モノをなくしてしまったり、記憶がなくなってしまったりで、そんな後悔をずーっと繰り返していました。

独立しようと決めたタイミングで、お酒をやめる決心をしました。
独立して成功するまでの代償ではなく、これからの人生をもっと良くしたいという気持ちからです。その時は漠然とそう思いながらも、お酒やめたくないなとどこかで思っていたと思います。

やめるためにまず、はじめて病院に行きました。依存症の診断。そうだろうなとは思っていましたが・・・。病気と割り切れたこと、つぎに先生にあうときに「飲んでしまった」と言うのは恥ずかしいという気持ちになれたことが良かったように思います。
「禁酒セラピー」などの書籍や禁酒ブログを読んだり、禁酒アプリをいれたり、筋トレにいく回数を増やしたりと、いろんな工夫をしました。
色々試した中で効果があったと思うことを3つ紹介します。

・勝間和代さんの「勝間式超コントロール思考」
禁酒の本ではないのですが、自分の意志を支配する中毒性のあるもの(アルコール、ニコチン、カフェインなど)は口にしないようにしているということが書かれていたのですが、どの禁酒本より私のマインドセットをプラスに変えてくれました。この本のお陰で「飲みたい」という悪魔が顔を出す回数が格段に減りました。

・読書、筋トレ、ゴルフなど、時間があったらやりたいと思うことをつくる
禁酒をきっかけに読書や筋トレを習慣化させるため、読書は月20冊、筋トレは週4日行くようにしました。新しい趣味としてゴルフも始めました。ちょっとでも時間が空いたらジムに行きたい、打ちっぱなしに行きたいと思うようになったことで、夜のスケジュールをそれ中心に組立てるようになるので飲み会の予定を入れることもなくなります。飲酒してしまうと筋トレの効果も落ちますし、そもそも飲んでしまうと、その後読書もできなくなりますし、二日酔いになれば翌日にゴルフの練習もできなくなってしまうので、「飲まない」というのが最善の選択肢になります。

・アプリ「Quitzilla」
Quitzillaは、悪い癖や依存症を直すことが目的のアプリで、アルコールやカフェインなどやめたいと思う事柄を入力すれば、やめている時間や、やめたことによって節約できたお金や時間をカウントしてくれます。最近このアプリを見る回数は減りましたが、禁酒開始当初はよくこのアプリを見て、「せっかく増えてきた日数が0に戻るのは嫌だな」と思うことで飲みたい気持ちを抑制することができました。アルコールだけでなくカフェインもやめようと思い、”コーヒー”と”コーラ”や”寝る前のスマホ”もこのアプリに設定しています。

何かに依存していることから抜けだし、何にも依存しない自分になることを目標に、ゲーム感覚で楽しみながら毎日を過ごせているので、継続できているという面もあると思います。
今では本当に「お酒をやめて良かった」と思えますし、「お酒が飲めない」というみじめな気持ちになることもありません。
最近の楽しみは、ジム後のプロテインとノンカロリージンジャエールと無塩ナッツです!本当は甘い飲み物も辞めたいのですが・・・
次は新しい趣味として一度挫折したボルダリングを再開しようかと計画中です。

私にとっては頑張って禁酒しようではなく、QOLをあげるためにお酒を飲まないという選択をしていると思うことが1番でした。これから禁酒を始める人の参考になれば嬉しいです。

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