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「両義性の原則」を知っていますか?

古い資料を見ていたら、みなさんのお役に立ちそうな内容を見つけたので記述いたします。
 
今回は、ちょっと占いを離れて心理学の話です。
 
武蔵野算命塾の仕事には、みなさんが占い師に対して普通に抱かれている「鑑定」という仕事と、その人の人生を創り変える「御指導」という仕事があります。
この「御指導」は普通はやらない占い師が多いのでイメージできないかもしれません。
 
みなさんは「鑑定」という部分で「当たった」とか「当たらなかった」ということを気にされますが、占い師を名乗る以上、「当たって当たり前」で、当たらなければ占いは出来ないのです。
 
「御指導」は「鑑定」の先で、「では、どうすれば人生や仕事が好転するか?」という具体的なアドバイスになります。
そのアドバイスには占いのテクニックや奥義はもちろん、心理学や経済学も使います。
 
今回は「御指導」の一端を知っていただくために、心理学のお話をさせていただこうと思います。
 
これも武蔵野算命塾のお仕事なのです。
 
 
 
           ●~両義性の原則~● 
 
どんな人間にも長所があり、その対極にあるものが短所です。
 
この長所の反対が短所であり、短所の反対が長所であるということは心理学で「両義性の原則」というそうです。
 
両義性の原則を知っていると、もし相手の短所が気になったときにも言葉を変えて長所を伸ばす言葉にして相手に伝えることができます。
 
そうすれば相手は「この人は自分のことをわかってくれている」と思ってくれますし、また自分も相手の長所しか見えなくなってきます。
 
つまり、両義性の原則を知っているということは人間関係を良くするコツであるといえそうです。
 
ではちょっと実践編で両義性をあげてみましょう。
 
 短所でいうと → 長所でいうと
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 臆病     → 慎重
 うるさい   → 明るくて活発
 気が小さい  → 堅実
 考えすぎ   → 思慮深い
 おせっかい  → 思いやりがあって親切
 潔癖     → 心配りができる
 自分が無い  → 素直(素直とはちょっと違いますが)
 わがまま   → 個性的
 暗い人    → 深みがある
 支配的    → リーダーシップがある
 理屈っぽい  → クール
 完璧主義   → 繊細
 世間知らず  → 純粋
 頑固者    → 腹が座っている、信念がある
 大雑把    → 寛大
 無神経    → 太っ腹
 
言い方を変えれば、短所も長所になります。そのために大事なことは、上記のように短所が気になったときに、いかに長所で伝える努力をするかだと思います。
 

「両義性の原則」早速日常生活で活用して、よりよい人間関係を築いて頂ければと思います。

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