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家相は大事:4

●ケース2

今回は「家相の先生でもない人に聞いてしまった」&「家相の先生でもない人が答えてしまった」事件なのですが、実は、このパターンはすごく多いのです。

※最初におことわりしておきます。
これから2回にわたって障碍者のことを書きますが、「家相によって障害が起きる」ということではなくて、「子供の健康状態に問題が起きる」という家相の家を立てたことによって、結果的に障碍者が出て、状況的に家相の指導の間違いだと言わざるを得ないということです。
なぜなら、同じ例が複数あるからですが、決して「家相が障碍者をつくる」などと捉えないようにしてください。
それよりも「わざわざ観てもらった『良い(はずの)家』を建てたら、こうなったと解釈されてください。
決して障碍者の冒涜を意図するものではありません。

この記述を問題にされる方は、これより先は読まないようにしてください。読んだ後にクレームを言われても対応はしかねます。

ある運命学の先生に「位」をもらった方がいました。
この方は、占いのキャリアはほとんどないのに、○○○万円払ったら「位」をもらえたそうです。
お金が余っていたのでしょうね。

その方の身内の男性が結婚することになりました。
親はやっと結婚する息子の幸せを願って、「位」をもらった親戚に相談しましたが、キャリアもないので答えられるはずもなく、「位」を授けてくれた先生に相談することになりました。
実は、この先生の経歴自体も眉唾ものなのですが、ここでは割愛します。

先生の答えは「この人(結婚相手の女性)はいい人だから、息子さんは幸せになれますよ」というものでした。
テレビにも出ている先生が太鼓判を押してくれたので、親は大喜びをして、喜んだついでに2世代で住む家を新築することになりました。

当然、この先生に相談となったわけですが、ここからが「よくある話」なのです。

運命学の先生ですから、当然家相などわかる筈はないので、聞いた方も悪いのですが、「私にはわかりません」という先生はほとんどいなくて、適当に答えてしまうのです。
家相のことを本当に知らないから、家相を間違えた時の恐ろしさも知らないので、適当に答えても大丈夫だと思っているようです。
この親子は、先生に言われる通りの家を建てました。
相談料は「位」をもらうよりもちょっと少なめの○○○万円だったそうです。

そして数年後、このお嫁さんが私のところに相談に来られました。
生まれた男の子が重度の障碍だったようです。
私は、原因になりそうな幾つかのデータを出してもらいました。
ところが、どこにも原因が見当たりません。
原因と考えられるほとんどのデータは、変更のできないものばかりだったので、唯一疑われるのは家相だけでした。

「この子は別の家で生まれたのではないですか?」と言ったら、前述の親が建てた家に住んでいた時に生まれたそうです。
「やはり」と思い、その家の間取り図を持ってきてもらいました。
ところが、その間取りにも原因はなく、おかしいな?と思って観ていたら、方位がずれているのではないかという疑問を持ちました。
私が「30度ずれている筈ですから、コンパスで正しく計ってください。家相に原因があるとしたら、私の言う通りになっている筈です。とお伝えしたら、まさしくその通りでした。

実は、私と会う前に、このご家族は、その先生に連絡したそうです。
家相もお嫁さんも自分が「いい」と言っているわけですが、なぜか立腹されて「その嫁を連れてこい!」と言われたそうです。
なぜ、わざわざ行かなければいけないのか、そして言われるままに連れて行ったのかわかりませんが、意味不明の○○万円という面会料と、1分間○万円という相談料をとられて、挙げ句の果てに「こんな子供に縁のない女(本人を前にして確かにそう言ったそうです)が無理やり子供を作るから、こんな子が産まれた!」と言われ、家に帰ってからは夫の両親から同じように攻められ続け、いたたまれなくなって夫と家を出たそうです。

その後、どうなったかと言いますと、医学の力をもってしても回復の望める障碍ではないので、そのことは申し上げたのですが、結果的に私は、その夫から「出入り禁止」になりました
理由は「お母さんが信じている先生をボロクソに言ったから」だそうです

皆さん、家相のことを聞くときは、せめて家相の先生にしましょうね。

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