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ラグビー 祭りのあと

ラグビーのワールドカップが終わりました。
試合としては本日時点で、イングランドvs南アフリカの決勝戦が残されておりますが、日本の試合は終わりました。

勝てばベスト4という試合で、優勝候補の南アフリカと対戦し、敗れはしましたが、南アフリカも貪欲に勝ちにくる戦いで、一歩も引かない両チームの戦いに大興奮しました。

試合については観た方も多いと思いますので割愛しますが、南アフリカが真剣に勝ちにきたところに「日本は本当に強くなったんだ」ということを実感しました。
約30年前に、初めてのワールドカップでニュージーランドに145-7で敗れたときから、30年で世界のベスト8にまでなった歴史は、称賛に値するものだと思います。

予選リーグで、アイルランドを撃破した時、ある選手が言った「誰も信じていなかったし、誰も信用していなかった。でも、僕たちは4年間に払った犠牲を信じた」というような言葉は、この強さが決してフロックではないことを物語っていました。

だからこそ、ラグビーのルールもまともに知らない人たちや、子供まで巻き込んで、日本中がラグビー一色になったのだと思います。そして、そのことが純粋な日本人ばかりではないこのチームに、日本中が大興奮したのでしょう。

個人的には、前回ワールドカップで南アフリカを撃破した試合を観て震え、ちょっとだけラグビーに関心を持つようになりました。日本で開催するけれど、日本は盛り上がってくれるのかな?と懸念しておりましたが、余計な心配でした。

今年は八白土星年。日本は八白土星を本命星として考えますので、吉凶共に過去9年間の集大成としての結果が出ます。占いの観点から観ましても、本当の「結果」だったのだと思います。

かつて「世界のクズ」とまで言われた男子バレーを、8年かけて公約通り金メダルに導いた松平監督が、「天の時」と「地の利」と「人の和」が全て揃わないと歴史は変わらない、と言われました。孫子の兵法ですが、まさに今回の日本チームには、この3つが揃っておりました。

試合後にリーチ・マイケル主将が「下を向いている暇はない。胸を張れ」といって、満員の観客に向かって、まず「気をつけ!」、そして「礼!」といって応えました。

このチームは、どこまでも「日本代表」でした。
そしてもう次の戦いは始まっています。

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