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【自己紹介】 18歳Moreセクシュアル


noteから私のことを知ってくださった方も、他のSNSから知ってくださった方も、このページをご覧いただきありがとうございます。

今日は自己紹介も含めて、自分の話をさせていただきたいと思います。
この記事を読んで、1人でも多くの人が自身のセクシュアリティについて考えるきっかけとなれば嬉しいです。


プロフィール

  📷谷田太陽(Instagram:@taiyo.photo)

生駒萌杏(いこまもあ)
2004年8月30日大阪府出身
台風16号が大阪に接近するなかブルームーンの日に、舞踏家の母と舞台芸術を手がける父の間に生まれる。両親にはMuse Of Art(芸術の女神)という意味を込めて萌杏と名付けられた。
高校在学中に一般社団法人レイブリを立ち上げ、LGBTQを特別視しないための新しい情報発信と生きづらさを感じている人々への居場所づくりを軸とし、独自の世界観で様々な活動の企画、プロデュースを行う。

Instagram:@moaikoma
Twitter:@moa_ikoma

レイブリInstagram : @reiburi_jp
レイブリTwitter : @Reiburi_jp


私の幼少期

生駒萌杏劇場

小さい頃から何事にも好奇心旺盛な子でした。両親ともに舞台系のお仕事をしていたこともあり、物を作ったり自分を表現することが得意な子供だったと思います。決して絵がうまかった訳ではないのですが、両親(特に父)は私が学校で描いた絵や作品をいつもセンスがある!といってくれて褒めてくれました。

小さい頃からやりたいことが多すぎて将来の夢はコロコロ変わっていましたが、ずっと父のような生き方をしたいと思っていました。
父の影響で、こだわりが強く頑固な性格に育っていた私は、自分がやりたいと思ったら周りを巻き込んで即行動を起こすようになっていました。
小学6年生の時には、ギターにハマっていてバンドがやりたい!と思った私は、楽器をやったことがない友達と、終礼の時に毎回歌を歌っていた先生を巻き込んで、軽音楽クラブを作ったり、、、

思い返すと、今の私の周りを巻き込んでムーブメントを起こしたいと思う原動力のルーツは幼少期の破天荒さにあるのではないかと思います。


今の私について

そして中学高校を経て今の私が形成されたのですが、、、
ここからはいきなりですが、私のセクシュアリティのお話を。

高校生になったあたりから、自分が「女性」という属性に当てはめられ、その属性を前提とした社会に疑問を持つようになりました。

私は生駒萌杏という1人の人間であるのに、「女性」や「異性愛者」という社会にとってマジョリティである属性に縛られてありのままの自分で生きることができていない気がしていたのです。
当時は「LGBT」という4文字の意味は知っていましたが、自分をその4文字のどれかに当てはめるのも違う気がしていました。
LGBTQコミュニティに入る勇気もないし、かといって周りの人とは何かが違う気がする私。そんな中途半端な自分が嫌でした。
自分を表すラベルが欲しくて、インターネットの記事や本を読み漁りました。
「女性」という属性には縛られたくないのに自分を表す言葉がないとどこか不安な気持ちになってしまう。人間って不思議で我儘な生き物ですよね。

自分を等身大に表現できるラベルにはまだ出会えていないですが、私は「LGBTQ」(様々な表現方法があると思いますが、使いやすいので私はこの5文字を使っています)だけに留まらない無数のラベルに出会えたことで、世界が広がり、自分の感情を素直に受け入れることができました。


「私はわたし」Moreセクシュアル

そして今は、自分を表すラベルが欲しいと思ったときは、Moreセクシュアルと名乗ります。
自分自身もまだまだ勉強中なので、セクシュアリティを表す全てのラベルに出会えた訳ではないと思うのですが、これだ!と心から思える、自分を表すピッタリな言葉が世の中に存在しなかったので自分で作りました。

自分のこういう考え方はノンバイナリーに近いのかな、とかバイセクシャルの要素もあるな、、、とか。もしかしたら今後パンセクシュアルになる可能性もあるな、、、とか。言い出したらキリがないぐらい自分はいろんなセクシュアリティの部分的な要素を持っていて、それをいちいち説明するのも難しい。

なので自分の名前のMoAとMoreの意味を掛け合わせて、Moreセクシュアルを名乗ろうと思いました。
私はMoreセクシュアルという言葉で、もっと広く無数にあるセクシュアリティの言葉の認知度が広まって、多くの人がセクシュアリティを自分ごととして捉えることができるような社会を作っていきたいです。

かつての私のように苦しむ人々が、こんな人間もいるんだ!と知ることで少しでも前向きな気持ちになれるように。
社会で少数派として扱われ、生きづらさを感じている人々にとっての希望となれるように。
そして何より、愛に溢れて、恋愛に限らずいろんな愛の形が日常に溶け込み、それが当たり前だと思える社会になって欲しいと強く願いながら、私は活動していきます。


MoA Ikoma












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