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相撲は神事(かみごと)を国技館で肌身に感じた話

国技館で初めてお相撲を目の前で観戦してきました。

両国駅を出るとそこは国技館

ご縁をいただいて、なんとも贅沢に升席(^^)/

土俵が近い!

お相撲さんたちの息遣い、上気した肌の色合いや、ぶつかり合う音。
これまではテレビ画面越しに見ていたものが、目の前で、ホントに生々しく展開されます。

人と人がぶつかり合う力比べ。日常にはない世界ですね。

そして、力士さんたちもさることながら、もっと心を惹かれたもの。
それは、行司さんや呼び出しさんと言った、儀式を執り行う役割の方たちの存在でした。

朗々たる声、きれいな立ち姿と衣装

双方の名を声高く呼ばわり、場を仕切り、立ち合いを見守る。
神様に対する言上ですね。

そして、一勝負ごとに、土俵は箒でていねいに掃き清め、整えられます。
これだってどう見ても、単に表面をならすというより、お祓いでありお清めですよね。

そういう一つ一つの所作や作法に、神という存在が垣間見えるのです。
スポーツではなく、格闘技でもない。
やはり相撲は神事(かみごと)なのだと。
肌身に自然と思い知りました。

それは同時に、ああ、わたし日本人なんだなあ、という実感。
腹の底で納得し噛みしめるような、フシギな実感でした。

これまでテレビ観戦では感じなかったことです。
やはり「現場」は別物ですね。
本当にたまたま誘っていただいたのですが、意識が塗り変わるような体験になりました。

もちろん、お弁当やお酒などを楽しんだことは言うまでもありません。

国技館名物の焼き鳥も堪能させていただきました。
これもまた、神事(お祭り)ということで(笑)

☆彡

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