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ドント・ルック・アップ

寒くて起きました。今日は電車のはじの席(というのか。あの、扉に近いところの端っこの席)に座ったところ、壁が冷たすぎて、その冷たい温度がコートをすり抜けて肩から肘あたりまでを冷やしていくので、辛かったです。海端ドロシィです。

冬なんですね。ああこれが冬。毎年コートが欲しくなる、ああ冬。

さて今日はNetflix映画「Don’t Look Up」です。

2021年12月10日劇場公開。12月24日よりNetflixで配信されています。

主演はレオナルドディカプリオ/ジェニファーローレンス。出演者はケイトブランシェットにメリルストリープ、ティモシーシャラメにジョナヒル。さらにはアリアナグランデまでと豪華です。

天文学者(ミシガン州立大学の天文学博士課程に在籍している)ケイト(ジェニファーローレンス)が、彗星を発見する。彼女の教授のミンディ博士(レオナルドディカプリオ)はその彗星が6ヶ月後に地球に衝突、それは惑星まるっと全滅してしまうくらいの衝撃。ということを計算してしまう。

そこから始まる、政治やメディア、人の心の動き。それらを深刻に描かない、コメディ。コメディとサスペンスが混ざってる感じです。全然ハラハラしないのにすごくドキドキする。いやもうなんですか、レオナルドディカプリオ様はやっぱり凄いんだなと。ボサボサから爆発する感情。穏やかにスーパーで買い物をするところ。いちばん印象的だったのは、さいご、メリルストリープが電話してきた時に、あんなにやり合ってたのに「ありがとう」と言えるところでした。(少しネタバレ感ですね)ケイト役のジェニファーもずっとキュート。スナックの話をする時は、フフフと毎回優しく笑ってしまいます。

私はもう本当にピーター(ハイテク企業CEOで資金提供者)が嫌いでした。子供の質問も無視するし、なんなのそのフワフワした感じは!キィ!ってなりましたが、こういう人いるよな。。ミンディに詰め寄るところとかホラー!と叫んでしまうほど。しかも穏やかにしてるから怖い。

シャラメが出てきた時は一瞬気がつかず、え、なにこの3人、良いやつ!くらいだったのですが、グッドな立ち位置でした。個人的にはミンディの家族がすごい好き。息子2人最強。あと大統領の息子がムカつくくらいバカで愛くるしいです。エンドロールは最後まで絶対見てください。

何を信じて、誰を信じて。今の日本もこんな感じなのかな、政治。振り向けば自分たちのためだけに動いてません?と疑問だらけ。何かあったらカプセルに入って脱出です。批判的で、肯定的。支持するって、ああ、難しい。ミンディ博士のやつな人がいるだろうか。テレビで叫んでくれる人、いるだろうか。ただひとつ最後まで感じたのは、大事な人のそばに、やっぱり居たいです。

「アーメンの言い方もわからないのよ」

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