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やっぱりレコードやCDで音楽を聴きたい

YouTubeやらサブスクやらが普及したおかげで、膨大なデジタル音楽ライブラリーを安価もしくは無料で聴きまくることが出来るようになり、リスナーとしては嬉しい時代となったわけですが。

その一方で、「やっぱりCDやレコードで聴きたい、所有したい。」というニーズも一定数あり、特にここ日本ではそんな考えが根強い。いまだにこんなにフィジカルが売れてる国なんて、他に無いわけで。それだけ、日本人はコレクター気質が強かったり、モノへの愛着があったりするってことなのかな?配信と違って、フィジカルならではの良さがあって・・・

なんて話は、いたるところで語りつくされてますので、あえてここで深く言及する気もありませんが。

2019年、日本では約2,300億円もフィジカルで売れてるという事実・・・

↓ 詳しくはこちら(PDFファイル)

日本のレコード産業2020(レコード協会)

↓ ちなみに2019年世界の音楽産業についてはこちら(PDFファイル)

The Record 2020(レコード協会)

ここに記載されてるIFPI『Global Music Report 2020』発行~2019年世界の音楽産業に、フォーマット別シェアが出てますが、この中には演奏権なども含まれるため、「音楽配信+フィジカル」の合計を100%とした場合で計算し直してみると、

世界の音楽配信売上 74.6%  (日本は23.6%)

世界のフィジカル売上 25.4% (日本は76.4%)

世界の潮流とは真逆の日本!

ミュージックバー・ガッファでも、可能なかぎりレコードやCDで音源を集めて、店頭でリクエストにお応えてしようと努力してますが

困ったことに、最近はデジタル配信のみで、レコードやCDをリリースしないケースも増えてきているのです!!

まぁ、前述の世界のシェアを見れば、デジタルが圧倒的に優勢なので、仕方ないとはいえ・・・寂しすぎる!!

例えば、Doja Cat!!

滅茶苦茶売れてるキラーチューンなのに、なぜフィジカルでリリースしない!?と、怒っていたら、ようやくLPが発売された模様!!でも、CDリリースはされてません・・・(とりあえず、LPを取り寄せ中)

そういえば、TikTokで話題のBENEEも!!・・・と思ったら、ようやく輸入LPが発売予定らしく、タワレコで予約受付中だけど怪しい(HMVはお取り寄せ状態、amazonではフィジカルの商品マスターデータすら現時点で存在していない)

CDリリース予定が不明なので、とりあえずタワレコにLPを予約してみた。

そして、前作が最高だったStarchild & New Romanticの最新作!!デジタルでリリースされたものの、フィジカルでのリリースはまだ無し。前作はLPもCDも出たので、今回も遅れてでもいいから発売していただきたいっ!!

「プリンスとシャーデーが大好き」と公言しているアーティストだけあって、素晴らしい!!

まずはデジタルのみでリリースして、ある程度反響があったら、その半年後くらいにコアなファン向けにフィジカルでもリリース・・・っていうアーティストがこれから増えるのかな?

しかも、フィジカルはアナログ(LP)のみリリース。

まぁ、CD売上は減少、アナログ売上は右肩上がりだしね・・・付加価値が高く、単価も高いアナログを優先するのも分からんではない。(アナログ人気再燃についても、あちこちで語られているので、あえてここでは言及しませんが)

そして、さらに数か月後にボーナストラック付のCDを遅れてリリースするとか(笑)。商売的には、そんな考え方になるのも仕方ないか。

デジタル先行でもいいから、できたらフィジカル(CD・LP)も一ヶ月遅れくらいでリリースしてくれないかなー?

というわけで、札幌すすきのにあるミュージックバー・ガッファでは、80年代を中心とした懐かしい洋楽を中心にかけてますが、たまにはこういう最新のレコードやCDをかけることもありますので、ぜひ聴きに来てください!!

↓ ちなみに、最近はこんなレコードも仕入れてますので、リクエストお待ちしてます!!

The 1975 ※日本が好きみたいで、嬉しいですな!スーパーソニックでの来日がなんとか実現しますように!!

Dua Lipa ※INXSネタでも話題ですね!

Hayley Williams ※パラモアのヴォーカル。ソロはまた違った音楽性でかっこいい!!



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