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機材紹介Vol.3 Squier Affinity Stratocaster

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Squierのストラトキャスター 購入日は不明です。
というのもこのギター、父がスターターセットで買ったものを強奪…もとい拝借したものなのです() 自分がアメリカに在住していた2008年あたりだったかと思いますが…
ジャズマスターを購入するまで、初心者時代を共にした思い出深いギターです。もしこのnoteの読者にギター初心者の方がいらっしゃったら、是非是非見ていって頂ければ幸いです。

■スペック

ボディ:アルダー
ネック:メープル
指板:ローズウッド
PU:Standard Single-Coil Strat
21フレット
ポリウレタンフィニッシュ

よくある安ギターですね笑 詳細が少なすぎる笑
使っていて暫くどのシリーズのSquireか知らず、なんとなく最安ラインのBulletだと思っていましたが、まさかのヘッドにAffinityと書かれていました笑
正直Bulletと大差なく、目立って違う点といえば、材がバスウッドではなくアルダーなのですが、如何せん軽すぎて気づきませんでした笑 ストラトってザグリ面積多いし、そういうものなのかな~とか思うことにします笑

■使用感

この記事をお読みの読者の方は、少なからず「結局安ギターってどうなの?」という疑問を少なからずお持ちだと思ったので、敢えて「使用感」というワードを使ってみました。

まずはネックですが、購入から少なくとも10数年は経っているものの、1度もトラスロッドを弄らなくて済んでいる位には状態が安定してるので、最低ラインは問題なくクリアしてるのでは、と思っています。というか今思うと高いギターでさえネック動くときは動きますからね。運が良かったのでしょうか。

続いてハードウェア面です。
ペグはちょっと緩い感じがするけど、そこまで致命的ではないです。オクターブ調整も問題なく対処できますね。
ただ使用していくにつれ、トレモロががたついたり、スタジオ中にストラップピンが引っこ抜けてしまったこともあったので、やっぱり値段相応なのでしょうかね笑
(トレモロのバネを引っ掛けるパーツがひっこ抜けてしまった時は流石に心臓が止まりかけましたが…)

こういった基本的な作りはギター歴が長くなればなるほど要求水準が高くなってしまいがちな部分ではあると思います。個人的には中級~上級者は所謂「楽器としての良さ」はこの価格帯のギターへ過度に期待せず、各々で補えば良いかなぁと思っているので、気にしてないです。

…といった具合で色々書きましたが、結局作りがどうというのは、要は個々人が「どれだけストレスなく弾けるか」という物差しの話であって、そういった感性が未形成の初心者の方にとっては、ギターを弾くにあたってあまり本質的でないというか、割と些末な要素なだと思うので、あまり気にしなくて良いと思います。
最近のSquireはより作りこまれていると聞きますし、自分もこのギターは最初の一本としてお勧めできます。何より財布に優しいしね(重要)

■音色

値段を考えると、工夫次第で中々仕事してくれているのでは?と思ってます。
ミックスではストラトのチャキチャキのカッティングサウンドとエアー感をちゃんと楽しめます。上記でチラッと触れましたが、ボディの構造上、非常に軽くて鳴りやすいんですよね。生音の出音も中々にバランスが良いので、意外とポテンシャルを秘めているのかも…?初心者でもストレスなく鳴らせるギターだと思います。

ただ、クリーンだとどのポジションでもペタッとしてしまうというか、抜けに難あり。特にフロントはトーンが上がり切らず、ボワッっとしており、コンプ抜きだと弾けたもんじゃないです笑
(でもワウを踏むときにハイがキツくなり過ぎなくて助かったことも…物は使い様ですね笑)
おまけに投稿時現在、センタートーンの配線が死んでます()

総評すると、正直手放しで褒められるサウンドでは決してないと思います笑 とはいえ愛があるので、いずれは電気系統を全部変えて、前線に復帰させてあげたいなぁと思っています。
有識者の方、お勧めのPUとかあったら教えてください笑

■総括

良くも悪くも書いてきましたが、僕はこのギターが大好きです笑
弦の張り方も一苦労、メンテもよく分からない、ろくに曲も弾けない
そんな自分に付き合ってくれた初めてのギター。
ギターとしての価値はそこまでかもしれないけど、まさにプライスレスというやつですね笑

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