meee

東京で☕️焙煎士→新潟で就農をした夫と暮らす日常。 好きな音楽、コーヒー、移住、写真、6…

meee

東京で☕️焙煎士→新潟で就農をした夫と暮らす日常。 好きな音楽、コーヒー、移住、写真、60-80年代、好奇心など。伝えたかった家族への言葉も共に綴っています。

最近の記事

農業のこと

都内の友人や知り合いに、夫が農業法人に勤めるというと『えっ土地があるんですか?』『どんな作物を作るの?』『収入、減って大丈夫??』という返事をいただくことがある。 うちの場合は自分で経営でなく、会社組織に勤務するんですと話をすると『えっ農業で会社組織ってあるんですか?』と言われたりする。 そう思うのも無理もなく私も以前までは知ろうとしていなかった。 お米や野菜はなくてはならない大切なものだと思っているけど、それがどうやってどのように作られているのか?わからなかったから。

    • 東京下町生まれの

      一昨日は弟を交えてもんじゃ焼き。 東京下町生まれの夫の家では親戚が30人以上も集まり年に数回集まりがある。 法事やバーベキューなど集まるといつも、マイ鉄板がでてきてもんじゃがはじまる。 ここらではあまりない文化ゆえ、初めて夫の実家に行き親戚と共に鉄板を囲んだ時はワクワクしたものだ。 焼き方をレクチャーしながらこの食べ方がおいしい、や火加減などについて語りながらわいわいと食べる方法はとっても新鮮であった。 もんじゃの正しい作り方についても、下町純江戸っ子の夫にはいくつかこだわ

      • 体調管理にも注意

        引っ越し3日目。体調を崩して、七転八倒し緊急外来に駆け込む。 おかげで?診察券の作成や病院周りの手順は覚えられ、体調崩した時の不安を取り除くことができたね(ポジティブがすぎる)先生も親切だったよ。 レントゲンは異常なしにつき。 新しい環境下でのストレスではないかとのこと。 意外に病弱だとは思ってたけどこんなにか? 今までは夫と2人揃って朝は10時出勤。比較的夜型生活をしていたせいもある。いまは6時起き10時就寝だもんね。 田舎の朝は早い。 6時に起きたら12時までがこんな

        • 移住したよ2023.4

          色々とあって、実家に20数年ぶりに住むことになりまして。 都内に暮らすことの不安と安心。実家で暮らすことの不安と安心。色んな角度から可能性を考えて話し合い決めた結果なのである。 都内から3時間位で行き来が出来ることもあり、今までもちょっとした連休には帰り、留守になった家の庭の草刈りなどをしていたけど、それでも仕事しながらのその作業はお財布も、体力も大変だったんだよ〜 素早くといっても私は3年くらい掛けて行き来し悩んだ。胃も痛くなった。 そもそも自分には合わないと思って田舎を

        農業のこと

          夜のはじまり

          夜のはじまり

          スワンボート

          #404美術館

          スワンボート

          不忍池弁天堂

          #404美術館

          不忍池弁天堂

          十字食パンは映えのためか

          結論からいうと違う、そうじゃなかった。何の話かというと私が苦手な食パンと耳について。 既に世の中にある方法だ。よくCMにでてくる食パン。十字に切り込まれてて、真ん中にバターを乗せてそのバターがじゅわわーと溶けているやつ。 または、昔ながらの喫茶店の分厚いトーストで出てくるタイプ。最近は『カフェ』には行くことはあっても『喫茶店』に行くことが少なくなったので、トーストを食べる機会もなく、大抵がサービス満点で分厚いので考えたことなかった、そうそうあの十字。 食パンは昔から朝食

          十字食パンは映えのためか

          ビートルズの日

          今日はビートルズを聴いている。メンバーの誰かの記念日でもなく、私が今年から始めた最初の日。 1年前、病室の窓を少し開けると、まだ桜には1週間ほど早い夕暮れに大きな太陽。雪国ならではのキーンと冷たい空気は既になく、春の風の中に芽吹き始めた蕾の匂いも感じられるような、よく晴れた日だった。 コロナ禍の中、自分も病気療養中だった母は、私と奇跡的に父の最期の瞬間に立ち合うことができた。 これはドラマのシーンなのか?と思いたくなるほど、医師が人生最期のあのお決まりの言葉を言い終わると

          ビートルズの日

          テニスボーイからのファミリー!

          中学〜高校生の時に夢中になって読んでたマンガがある。 80年代の西海岸のアメリカの家族を描いた渡辺多恵子さんの『ファミリー!』という作品。もうじき40年ほど前の作品になるとおもうが、折に触れ読み返すたびいつも発見がある名作。 この作品をどこで知り得たかと言うと、もちろんネットもなかった時代。田舎のまちの本屋さんでもなく友達でもなく父からだった。 とはいえ父がマンガに詳しかった訳ではない。 中学1年生の頃だったと思う。私が風邪で寝込んでいる時に、父が一冊だけマンガを買ってき

          テニスボーイからのファミリー!

          たしかにある時間

          美術や芸術には全く興味がなかった母だ。 思想的なもの。人生がどうだとかそんな話、自分の想いなどは聞いたことがなかった。 私が化粧品のセールスのアルバイトを始めた時、フェイシャルマッサージとメイクの練習をさせてもらおうとしたが、頑なに断られた。 "世の中の女性はいくつになっても美容について興味があります"その頃、自分の技術を磨くため、高齢者施設でハンドマッサージやメイクのボランティアをしようかと思っていた私はそう教えられていたので、この人は何を考えているのか?とイライラし

          たしかにある時間

          あっという間の日々のなかで

          2020年は、コロナ禍で生活が変わらざるを得なかった人が大勢いたと思うけど、私の場合それとは別に今までの人生で1番忘れられない年となった。 父と母と別々の病院にほぼ同じタイミングで入院し、1ヶ月半後に父が、そして4ヶ月後に母があっちの世界へいってしまった。 直前まで元気で仕事をして、2人で旅行に行ってただけに入院する時は単なる治療や計画入院だと思い心配しなくて大丈夫だよ、と気楽に送り出しただけに後悔がある。 自分の親を看取ることは、産まれてくること、死ぬことと同様、自分

          あっという間の日々のなかで

          桜の便りを伝えたい人

          あれから1年。覚えてるかな。この景色はあまり見たくない景色かな。 今年はもうじき桜が咲きそうだよ。明るい日差しと青空で。 近所のお寺さんの桜の木も、そろそろ蕾が膨らむ頃。あの桜は見事なんだよ。毎年送っている桜なんだけど、咲いたらまた写真を撮って送ってあげようと思ったけど。 あそっか、またやっちゃったよ。 もう、お母さんいないんだった。今年からは誰に送ればいいんだろ。 東京はいつもより春が早く訪れているみたい。だからもう少し。そっちの桜ももう少しで咲くよ、そろそろ庭に植えて

          桜の便りを伝えたい人