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Netflixで見る 『LASA STADIUM LIVE at Panasonic Stadium Suita』!

2/17に公式さんから発表があった。
Netflixで、あのスタジアムライブが全世界に配信されると。
待ちに待った3月10日!
ところが前日から熱を出し、念のため家の中で隔離されてしまい、観られたのは今日11日……。
風さんは逃げない風さんは逃げない……と唱えながら耐えて忍んでやっと観たー!
感動してやっぱり涙目になりながら最後まで。
旅路ではついに落涙。
今、2周目を流しながら書いております。

なんせ席がスタンドの5階、後ろから数えたほうが早いくらい上のほうだったのですよ。
だからこんなにクリアにつぶさに観られるだけでありがたい。
しかも興奮しすぎてたのか記憶があまりにも飛んでしまっていたので、今回ネトフリで初めて観るような感覚になる部分も多々ありました。
まず初めに思ったのは「佐治さん、こんなお洒落なブラウス着てたんだ!」……え、そこ?(笑)
そして次に、ライブの始まった頃のパナスタの上の空が映し出された時、思わずじわーっと。夕暮れ時の穏やかな色、懐かしい。

後ろのスクリーンの映像ではっきり覚えていたのは『ガーデン』の花、『ロンリーラプソディ』の木、『燃えよ』の激しい火の粉。
あとは観ながらだんだん思い出す感じ。

アレンジは、衝撃的な変わり方だった『帰ろう』レゲエバージョンが、今日聴いたらすごく良いなと思いました。
いえ、当日も悪いとは思わなかったんですが、あまりの変わりっぷりに驚きが先行して。

すごく違うアレンジだったという記憶しか残らなかった『優しさ』は、なんてエモい、なんてカッコいいアレンジなんだ!と今さら痺れました。
ギターのTAIKINGさんやキーボードのYaffleさんのフィルインもやたらカッコいいし。
どうして詳しく覚えてなかったのか自分が恨めしいくらいです。

『ロンリーラプソディ』のイントロのクラシックのようなピアノソロ、こんなに長く弾いてくれてたんだ、と今さらながら感動。

『旅路』でYaffleさんたらこんなオカズ入れてたんだーとか。

バンドメンバーさんたちの笑顔も凄く映っているし、佐治さんと真船さんがお互いに目を見合わせてキメのリズムを合わせてたり、YaffleさんがニコーッとTAIKINGさんのほうを見て笑ってたり……と、雰囲気の良さが画面からビンビン伝わってくる。
ダンサーさんたち一人一人の表情もわかる。

そしてなんといっても風さん!
このライブは、かなりエンターテインメント重視で計算され尽くした構成だったけど、ステージの上でこんなにのびのびと歌い踊り、笑ってたのね〜。
緊張して少し疲れてたように見えたのはなんだったんだろう。
私が緊張してたのか?
歌唱力、表現力もあらためて凄いです。

全曲歌い終わった時、ふと不敵な笑みを浮かべたかと思うと次の瞬間ニコッと安堵を含んだ微笑みを自然にこぼし、両手でマイクを包むようにして「ありがとう」の気もちを伝えていたあの手!
あの指の美しさにも見とれました。
ライブでも大写しされたのだったっけ?
本当に記憶がないのですよ……(^^;;

観終わって真っ先に思ったのは「あなたに会えて良かった」です。
風さん、同じ時代に生まれてくれて、音楽をやってくれて、私たちに届けてくれてありがとう。
それだけで胸いっぱい。
風さんのライブの後いつも感じるのは、とにかく幸せだということです。

あのライブからもう半年経とうとしています。
しばらくはライブの予定はないけれど、きっとまた何か素晴らしいことを考えて、進めてくれていると思うとワクワクが止まらない!

奇しくも今日は3・11。
あれから12年経ちました。
私にできることなどほんの僅かしかありません。
でも、風さんが歌詞や言葉やその存在から届けてくれる大きな愛を受け取って、私も身近な人たちに返していきたい。
そんな風に思わせてくれるアーティストってなかなかいないよね。
風さんの考え方も行動も、全てが私の羅針盤です。

今回のNetflix公開で、また沢山のファンが世界中に増えるでしょう。
どんどん増えたらいいと思います。
世界中の人々が彼の音楽を聴いて彼の考えに賛同して、お互いに優しくお互いに”I am you"の気もちを持って接し合えたら、この世に争いなどなくなるんじゃないか……そんなキラキラの希望が頭をよぎったのでした。

テレビ画面から撮ったあの日の空。

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