見出し画像

「松村正直の短歌のコツ教室」第2回を受講

昨日は、NHK学園が主催する「松村正直の短歌のコツ教室」の第2回(全5回)開講日。

今回の講座も勉強になる上に楽しい、という最高の時間だった。

講座の詳細な内容は、講座を受けた人たちだけのものだと思うので、詳細は省くが、今回も構成は「前半:一つのテーマで集められた秀歌を解説」「後半:受講者の短歌を添削」という流れ。

今回も事前に、別の受講者の短歌を自分ならどう読むだろう、修正するだろうと考えてみていたのだけれども、やはり松村先生の添削に膝を打つばかり。でも、受講者の皆さん、いい短歌を作られていて、これもまたすごい。

今回初めて短歌を詠んだという方もいらっしゃったのだけれども、その方の短歌もとても素敵で、「短歌は年数でもあり年数でもない」と改めて感じた。

そんな中、今回自分が提出した短歌が「とても良い短歌」と褒めていただき、また自分でとても考えて詠んだ表現に注目してもらえて、本当に嬉しかった。

私よりさきに生まれてあとに死ぬ命を泳ぐホッキョククジラ

「松村正直の短歌のコツ教室第2回」への提出短歌、虫追篤

実は今回の提出歌は、とあるところに投稿して不採用だった短歌。自分では好きな短歌だったので、欠点があるならば指摘が欲しい、という思いで提出したのだけれど、なるほど没になったからといって、一概に良くないわけではない、とわかって、さらに視野や短歌の楽しみ方が広がった気がする。

この講座での楽しみの一つに、「今まで知らなかった(自分の中では見えていなかった)歌人やその秀歌を知る」というのがある。前回は百々登美子がツボにはまった。そして今回は、渡辺松男であった。渡辺松男の短歌をもっと読んでいきたい。

第3回は4月末。今から楽しみである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?