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浜のワークスペースがほしい

今月から始めた、ふくしまと首都圏の2拠点リモートワーク。

特急で2時間半、パーク・アンド・ライドで移動の負担はほぼ感じず。
一緒に仕事をする会社のチームに迷惑をかけないように気をつかいながらではあるが、かってはわかってきた気がする。

今週からは、早朝の時間を使っていよいよ海にも出ていく予定。

一方で、やや理想との乖離もあり。

結局なんでこうなってしまうのか、、、と、ちょっとモヤってる。

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なぜモヤッてるかというと、

"まち"※に出ないとオフィスワークができない。

※ここで言う"まち"は、地域を小さい単位で見たときの"都会"的な位置づけの場所。市内にも、駅チカだったり、ショッピングモールがあったりと商業で栄えてるところがあって、だいたいそこに行政機能も集まってたりする。そんな田舎の中の都会的なところをイメージしてます。

実家は電話圏外だし(笑)、Wi-Fiも弱々でオンライン会議に耐えられない。

少し車を走らせて、港まで出ると電話はつながってデザリングでなんとか臨時車中オフィスはできるものの、落ち着いて作業ができるところ、というとちょっと街道沿いに出てスタバとか(いわきにスタバがあることの喜びは重々理解しているが、、、)。

更に腰を据えて長時間、会議を含めた仕事をこなすには、家から車で30分の駅前のシェアオフィスまで行かなければならない。


朝浜仕事をしても、終わったら街に出ていくためにそれなりの身なりに着替えて、車を30分走らせて、いろいろリセットしてオフィスワークに移行する、的な。

時間と空間が完全に分断してしまう。

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私が想像しているのは、

日常に漁業(家業)を感じ、
暮らしに仕事を織り込み(なりわい)、
海や漁業と私との間のグラデーションがある暮らし。

なんとなくだけど、

潮のにおいがして、
人が暮らす雑音があって、
外の風を感じながら、季節の変化を肌で感じられて、
そんな人々の動きや空気の温度から地域の変化を感じられて。

なんだろう。例えば庭に干してる魚を猫にいたずらされないように見張りながら、カタカタパソコン仕事するとか。
うまく伝えられないけど、頭の中には妄想が広がってる。

このままでは、"夢を叶えるには、まちに出る" "広い世界とつながるには都会にでる"っていう二昔前ぐらいの構図の延長線上、、、(笑)

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もう、すぐそこにあって、手が届きそう。でも、意外と難しい。

答えは案外見えてるかも。漁業を日常に織り込める仕事場をつくりたい。


ところで「浜(はま)」という言葉はみんなにどんなふうに伝わっているのだろうか?

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