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深夜に書く、伝えるほどでもないこと

僕の中で少しテンションの上がる出来事は、出社したときの昼休みに軽めの散歩をすることだ。

今働いている会社に入社したての頃、原則フルリモート勤務だったため、出社する機会がほとんどなかった。
パンデミックと共に生きていく世の中になってから、週2以上出社するようになった。
11月初旬にしては気温は高いが、軽めの散歩には適しているため、晴れている日はなるべく歩くようにしている。

隅田川の河口沿い、海の香りを微かに感じる中、撮った写真がサムネイル画像だ。加工しているわけではないが、タワーマンションと思われる高層ビルと、観光客を乗せた水上バスが同時に写っている瞬間だった。
でもやっぱり僕は写真を撮るセンスはないよな。
急いで撮ったというのもあるが、写真を撮ることが上手い人は撮る角度とか一瞬で考えてインスタに載せてるんだろうな。X(旧Twitterっていつまで書かせるんだよ。Twitterと呼ばせろよ。)ばかり使ってる僕は写真よりも日本シリーズの実況ポスト(ツイートと呼ばせろよ。)しまくっていたのだった。


思わずTwitterがXに名前が変更されたことに憤慨してることが漏れ出てしまった。


日によっては仕事終わりの夜に遠回りして帰ることもある。
写真を撮った場所あたりから15分程度歩くと、JR京葉線と日比谷線が通っている八丁堀駅に着く。
東京駅の隣、この駅に降りる人なんてそこまでいないだろうと僕は思っていたが、それが間違えていたことにすぐ気がついた。

階段からゾロゾロと人が溢れ出てカラフルなお土産袋とネズミの耳の形をしたカチューシャをしている人がたくさん現れたのだ。

そうか、ディズニーランドやシーから帰宅する人たちで溢れていた。
夢の国から帰ってきたのにまだ目が覚めてなさそうな人たちは、京葉線から日比谷線に乗り換えるのか。
確かに京葉線東京駅から他の路線に乗り変えようとすると、駅の構内を1kmぐらい歩かないといけないし、更に人が多いもんな。

僕はそんな中、
「あ、みんなディズニー帰り?俺は朝から夜遅くまで働いたけど??おかしいな、今日平日なんだよ???」
と、心の中で思いながら電車乗り、駅のホームを颯爽と早歩きをした。
動く歩道を使う必要ないレベルの速さだったと思う。

奇しくもゆったりゆっくり歩きたい場合と、自然と早歩きをしたい場合の対象的な感情について書いてた。
わざわざ深夜に時間を使って書くほどでもないことだったな。

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