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腱鞘炎の痛みが長引いた時に気をつけたい3つのポイント

前回は、腱鞘炎の急性期(痛みの発生から3カ月程度まで)の方に気をつけて欲しいポイントをお伝えしました。

私の場合は痛みが3ヶ月以上続く慢性化の状態になり、発症から回復まで約9年かかりました。
たとえ痛みが慢性期に入っても早めにうまく対処できていれば、ここまで治療に時間がかからなかったと思います。

そこで、今回は腱鞘炎の痛みが長引いた時に気をつけたい3つのポイントをお知らせします。

1.痛みの原因を減らす

まずはパソコンやスマートフォンの使用を控えるなど、痛みの原因を取り除かないことには、腱鞘炎は改善しません。詳しくは前回の記事を参考にしてください。

2.姿勢を良くする

姿勢が悪いと筋肉に余計な負担がかかり、痛みが発生しやすくなります。
また、血行が悪くなるので痛みが回復しにくくなります。

私も、猫背やなで肩、巻き肩、反り腰など、非常悪い姿勢を抱えていました。そこで、理学療法士の指導も受けつつ姿勢を改善したところ、腱鞘炎だけでなく、肩や首のこり、腰痛、頭痛なども少しずつ改善してきました。

姿勢改善の方法は、 NHKのサイトが具体的な運動の方法が動画で紹介してあるので、とてもわかりやすいです。

私の場合、特に効果的だったのがこちらの運動です。

腱鞘炎や肩こりの症状が改善するだけでなく、肩幅が広くなり服のサイズがワンサイズ大きくなりました。いかに肩が丸まっていたかがよくわかりました。

3.有酸素運動をする

体を動かすと血行が良くなるほか、痛みを直接和らげるホルモンを分泌する効果があるそうです。

私の場合は、1日1時間歩くようになってから、重だるい慢性痛が徐々に減っていくのが体感できました。さらには体重が減り、寝つきも良くなるなど、腱鞘炎以外にも効果がありました。

健康のためにはだいたい1日8000歩程度歩くのが良いそうです。スマートフォンにはたいてい歩数計の機能がありますので、それを目安にするのが良いでしょう。

最後に

以上、私が腱鞘炎を改善するのに効果的だった3つのポイントをお知らせしました。
たかが、腱鞘炎と侮って治療を先送りしていると、回復にかかる時間が長くなってしまいます。痛みを感じたらなるべく早く医療機関を受診して、治療を始めましょう。

また現在は痛みがないという方も、姿勢の改善や運動することで予防効果があると思いますので、参考にして頂けたら嬉しいです。

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