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世界規模のイシュー セルフラブ

セルフラブを得ることは日本人だけではなく世界規模のイシューである。なぜなら自己愛、自己受容、自己肯定なしに、本質的な幸福というのを得るのは難しいから。どんなに成功しても満たされなかったり、パートナーとの関係が何故かいつも上手くいかないなども、セルフラブを獲得できていないことが原因の場合が多い。

ウェルネスの世界市場規模はすでに500兆円で、他の市場の約2倍のスピードで拡大すると予想されている。これはきっと、人類の叫びなんだと思う。なぜならこの数千年、社会はめざましく進化したけれど、人の心はずっと置いてきぼりだから。

近代化に突入した時、人類は経済の発展と引きかえに「心のよりどころ」を多く手放してしまった。神道は明治以降にシステムが大きく変わり、神秘的な儀式は行われなくなった。 明治以前の古神道はシャーマニズムなどスピリチュアルな側面が強く、それが人々の暮らしの中に自然にあったのだろう。ヨーロッパでもかつては医療と占星術と宗教は密接で、全てが医療行為と解釈されるような成り立ちの歴史があるようだが、やはり産業革命の時代に科学的でないものは影に押しやられていった。そして現代、私たちは相変わらず心と格闘している。

私にとって人間の心ほど、興味がつきないトピックスはない。誰にも必要なセルフラブを獲得するキッカケを一つでも多くつくることが、今後のLander Incの活動テーマでもある。