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水道筋読本

「水道筋読本」を手に入れた。
これは神戸市灘区水道筋一体にある商店街その他をまるっと紹介した・・・だけではなく、そこに住む人、住んでいた人、関わる人の息づかいまで伝わってくるような本である。

なぜこれを手に入れたかというと、以前そこに住んでいたから。水道筋という住所に。たった6年ほどだが、あの場所で過ごした日々は濃すぎるほどで、思い出がありまくる。その場所の本が出たとなればほしい。なんとしてでも手に入れたい。
TwitterやFacebookでほしいほしいと言いまくっていたら、2冊目をひょんなことで手に入れた方が、1冊譲ってくださるとのこと。
お言葉に甘えて送っていただいた。

冊子とはいえ、なんと無料。
相変わらず水道筋の人たちはおもしろすぎる。むしろ頭おかしい(褒め言葉)こんな立派な冊子が無料なんて。

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まず厚さがおかしい。無料でこんなのある?
ちなみに背表紙のタイトルは自分でハンコを押します。

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豪華な執筆陣、インタビューのお三方もすごすぎる。天野SHOさん、松本隆先生、和田ぼんこと元Jリーガー和田昌裕さん。

写真もカラーページで豊富にあり、読むすすめるほど「これ本当に無料でもらっていいのだろうか」と心配になる。

すでに配布終了している店舗もあるが、3月15日現在サイトによるとまだ神戸文学館などで手に入れることができるようだ。
もしも気になった方は、なるべく早く足を運ぶことをオススメする。
ちなみに、pdf版もどうやら準備中とのことなので、内容だけでも見てみたいという方はしばしお待ちを。

水道筋というのは、不思議な場所だ。いつ帰っても「おかえり」といってくれる街。引っ越して数年後にふらっと飲みに行っても、まるで昨日も来たような気分になる。

だいぶん店も変わったり、市場がなくなったりと私の知らないところもでてきてはいるが、その空気感が大きく変わるわけではない。
このご時世、実家に帰ることすらできていないので水道筋も1年以上前に行ったきりだ。
一燈園で時価の揚げナスを食べながらビール飲みたいな。

いつか行く日、水道筋で会いましょう。

(ヘッダーの画像は3年ほど前に息子・娘1・姪と甥といったときのものです)

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