見出し画像

15.ズボラさがリハビリに繋がる⁈

ばあちゃんちでご飯を作って、食べさせた後は当然後片付けは私がやります。
最初の頃は、ご飯も自分で作れていたのですが、ばあちゃんの作るご飯は何を食べても砂糖の味料理なので、泊まる時は強引に私が作っていたのです。
片付けといっても、ズボラな私は洗い物を終えたら、珪藻土のマットの上にそのまま放置していました。
食器も施設から戻った時しか使わないので、放置しておく方が洗ったものがわかりやすいというのもあります。
ところが、きれい好きなばあちゃんには、この出しっ放しで放置が許せなかったらしく、私がお風呂に入ったり、一人で本を読んでいる時に、いそいそと片付けていました。

「どしたん?」

「出しっ放しだったからさ、片付けてんだよ」

いそいそと食器棚に食器を拭いて片付けていきます。
もしかして!
私が放置しとけば、この人は片付けるために動く…リハビリになるかも!
よって私は、毎食、洗った食器を放置しておきました。
この作戦は、一石二鳥でおすすめできます。
難点欠点というほどのことでもありませんが、欠点をお伝えするとしたら、朝食の洗い物を放置しておくと、ばあちゃん同様きれい好きの叔母がきちんと片付けてくれるので、一日二度のリハビリが一回になることぐらいでした。
もしきれい好きな人の介護をするなら、片付けって有効かもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?