無患子洗浄液
無患子ってご存知ですか?
ムクロジ、暖地の山野などに生えるムクロジ科の落葉高木です。
種は羽つきの玉に使われたりしています。
その種を覆う皮、これが洗剤として使われていました。
皮には石鹸の主成分であるサポニンが含まれていて、天然の石鹸として大活躍します。
多くは洗濯に使われるのですが
今回煮出して、食器洗いに使ってみました。
5、6粒を500mlの水で10分くらい煮出します。
するとやや茶色く色づいた洗浄液ができるので、
その液で食器を洗います。
泡はそんなに立ちません。
普段、泡立ちのいいものを使っていると
全く洗った気になりませんが
結構汚れは落ちました。油も気になりません。
洗浄液は早めに使う方が良いので
週に一回くらいかな?煮出して使えれば
かなり地球への負担が軽減されるものだと思います。
でも現代の食生活だと
泡立ちが必要な汚れも出てきます。
これはやはり、無理せずできることを続けるということで
普段の洗剤と合わせて
汚れが少ない時は無患子洗浄液
気になる時はいつもの洗剤…といったように使い分けられれば良いのかもな、と思います。
出来ることを少しずつ!
これが長続きの秘訣かもしれません。
ななつ星雑貨店では無患子の皮も販売しています。どうぞよろしくお願いします。
Kotomi
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