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スピードマーボー

昨日に引き続き麻婆豆腐回。今回は横浜は元町・中華街まで足を伸ばし麻婆をいただく。

・京華樓(きょうかろう)本館。
ランチタイム、麻婆豆腐定食は880円!昨日行った店(過門香)が1500円だったのでコスパ的にはかなり優れている。しかもご飯おかわり無料!

・まず特筆すべきは提供スピードだ。
注文を済ませると15秒くらいでライス、ザーサイ、スープ、杏仁豆腐が提供された。疾い。麻婆豆腐来る前にご飯冷めちゃうんじゃ…と不安になっていたらその後10秒で麻婆豆腐がやってきた。事前に作り置きしてあったにしても早すぎる。これが本場の技か。すいてるときの牛丼屋より早い。

安定の油膜っぷり

・うまい!鮮烈な香りだ。
ねぎに加えてにんにくの芽を刻んだものが入っており、パンチのある香りを楽しめる。ご飯が進む進む。
豆腐は木綿だとはっきりわかるしっかりした固さ。
事前に調べた情報によれば、この店は中華街の人気店の中では辛さを抑えている方とのことらしいが、それでもギリギリおいしく食べられるくらいの辛さだ。激辛とされている他の店はどうなってしまうのか…。
過門香がコクのある深みの麻婆だとしたら、京華樓は衝撃力重視の強さの麻婆と言える。
刺激物が多いのか、食べ終わったあとのお腹への負担が大きい。
ご飯をおかわりしようかと思ったが、ライスを最初から大盛りにしてくれていたのと、胃へのダメージが相まって一杯で満腹に。

・写真を撮り忘れたが、その後なんとなくで選んだ長城飯店という店に立ち寄ることに。麻婆はしごだ。というのも、同行者が辛いものNGであり、京華樓では僕だけが食事を済ませてしまっていたのだ。

写真は食べログから失敬しました

・僕はサイダーを注文し、同行者は麻婆豆腐を注文。ここのランチ麻婆は600円。安すぎる。しかも+150円でチャーハンを「追加」できる。コスパの鬼。
・一口もらったが、本格四川のような麻辣油ドバドバタイプではないものの、味もおいしく、日本の家庭に並ぶ麻婆豆腐をより本格的な味に昇華させたような感じだった。ふらっと行ったにしては十分すぎるクオリティだ。

・この街には本当におびただしい数の中華料理屋がある。これらの店にそれぞれの麻婆豆腐があると考えると…。中華街、底が知れない。

・中華街には当然ながら食材店も多く存在する。これを見て回るのがまた楽しい。杏仁霜(杏仁豆腐作りに用いる粉)が3,4種類並んでいるのを見られるのは、中華街の食材店くらいのものだろう。そのなかで見慣れた顔である業務スーパーも発見。予想通り中華材料に特化しており、食材店激戦区にしれっと店を構えるしたたかさを感じた。

・いろいろ回り、おうち麻婆用に京華樓のピーシェン豆板醤(3年以上熟成させたハイグレード豆板醤)と、豆鼓、ホールの花椒を購入。家で試すのが楽しみだ。

・子供が支えるベンチ。トラディショナルと悪趣味の境界線にある。

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