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自分の持っているものを手渡していく。

先日、ご縁あってクローズドでお商売についてのセミナーを開催させていただいた。自分がこの数年間にしてきた学びのひとつの区切りのような時間だった。
今回は、個人でお商売をする上で、一番大事な在り方、マインドの部分を話したんだけれど、自分がそれでたくさん失敗しながら進んできたので、その活動の根幹の部分をお話しする機会が出来て、とても嬉しいし、ありがたいことだと思った。

自分が占い師というか、現在のMuziik(ムジカ)という名前で活動し始めたきっかけが、自分が持っている情報を、欠片でもいいから誰かに手渡したいからというものだった。自分は過去に数年間、真理とか宇宙の仕組みとかいう類の情報を、学ぶ機会があったので、それを少しでもいいから、誰かに手渡したかった。その取っ掛かりとして、当時の自分の手持ちのツールの中では占いが最適だったので占いを選択した。
そのような経緯で活動を開始したんだけれど、今回このような機会を貰ったことで、自分のしてきたことは間違ってはいなかったのかなと思った。
やっと、これまで地道に続けていたことが実りつつあるのかなと思う。

自分に誠実に生きる。これがなかなかに難しいようで、現代社会では(社会意識に隷属している状態では)自分に嘘をついて生きる方が簡単に出来ている。嫌な仕事を我慢して、周りにおべっか使っていればそれなりに生きていける。そういう世界も確実に存在する。
だけど、本当はそうじゃないんじゃないか。変なんじゃないか。そう思っていたことの解を自分は得たわけだけど、解を得ただけでは人生は変わらない。それを基に、選択しなければ。

膨大な情報をもっていても使わなければ意味がない。
もっと言えば、使ってくれるように、手渡さなければ意味がない。その試行錯誤は今後も続くんだけど、これからもっともっとこれを磨いていかないといけないんだなと思った。今はきっと、アウトプット量が足りない。
それは、自分の頭の中身を人に晒す行為に近いのだけど、そうやって自分という点を明確に示さなくてはいけないんだろう。
自分がどういう視点に立って、どういう風にものを見ているのか。
それを晒すことって、やっぱり少しだけ抵抗があったんだけど、今回こうやって実際に晒してみることで、案外大丈夫なものなのかも知れないと思った。こういうのはやはり、実践するに限る。実践してみないと分からないことだらけなので、今回こうしてカタチにしたことは、自分にとっても財産だなと思った。

自分が話したいテーマを話して、それでお金をいただいて、しかも喜んでいただいて。なんとありがたいことなんだろうか。
しかも、自分にも大量の学びがある。これもまたありがたい。もっともっと話せるようになりたいと思った。

というわけで、今回行ったセミナーについては、またなんらかの形でお話しする機会を設けますので、お待ちいただけると嬉しいです。


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