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動物病院

犬達の事でバタバタしてしばらく書けていませんでしたが少し書こうと思いますよ(^^)
動物病院、地元から今の居住地に引っ越してきて半年ぐらいからお世話になっている動物病院なのですが、最初は院長先生が1人、受付や動物看護師の方が数人の町の動物病院って感じの病院だったんです。

そういえば長らく放置している間に犬達は18歳、17歳になりました!!なのでここから先は年齢を一個上乗せして書いていきます!

17歳の子は6歳ぐらいの時に引き取りました。この話もまた別の記事で書いていきます!
引き取ってすぐヘルニアを発症してしまって。後ろ足を引きずっていたのですが、当時地元でお世話になっていた動物病院に一週間通院、ステロイドの注射で奇跡的に回復したのです。それでも治ったわけではないから気をつけて、と言われていましたが、どんなに気をつけていても本人は遊びたい、走りたい、今までのように暮らせるはずだ、と動き回ろうとするんですよね…ʅ(◞‿◟)ʃ
引っ越してある日の夜、キャンッ!て言ったんですよ…。今?!どうしよう!!と思ってたまたま「動物病院 救急」で検索してみたんですよ。その当時稀だったと思います。今だってなかなかありません。田舎なので。
そこにすぐ電話してみました。院長先生が電話に出てくれたけど、寝てただろうなぁーと。申し訳ないなーと思いながらも事情を説明すると、「ではきてください」と言われ、慣れない土地をナビ設定し、向かいました。全然違うところに到着してしまってナビ設定し直して到着すると、こんな先生がいるのかと一瞬で心掴まれる。
優しい。不安な気持ちを吹き飛ばしてくれる穏やかな喋り方、目。一瞬で、全てにおいてこの先生に任せたいと思えたのです。

17歳のヘルニア持ちのこの子は、悲しい過去を持っていて、人間不信。その話もまた別の日に。診察台に載せても「ヴー」って先生を威嚇する。先生に人間不信である事を説明すると、「これからのために少しだけ、少しだけ病院を好きになってもらうために、おやつをあげてもいいですか?」こんな事聞かれたのはじめてだった。他の病院では「うーん…」って先生に頭抱えられてしまって…( T_T)私たち家族もこの子を抱くのが難しかったのに、先生はひょいと抱き上げる。この時に一生先生にお世話になりたいと思いました。
レントゲンやら色々な事をしてもらって結果、「もともとヘルニアがある子だから再発もありえるけど、今ちゃんと立てて歩けているからすぐにどうこうと言う事はないです。つめが引っかかったりビックリしてキャンって言っちゃったのかな?」と。
この子、当たり前みたいに人を噛むのでトリミングにも連れて行けなくて、爪切りも私がやっていました。もちろん私も噛まれてました。先生に「うちは病院なのでどんな子にも対応します。私たちはプロなので、任せてください。」って言ってもらえて肩の荷がおりたというか、寄り添ってくれる人に出会えたと言うか…( ;  ; )
目の前で先生がチョンチョンチョンチョン爪を切っていく。本人暴れる隙もない間に。
感動して泣きそうになりましたね。もう。
一週間かけて爪切りしていた私の苦労もプロにかかれば数分!!
これからはトリミングもお願いできるのかとココロ踊りましたよ。病院併設のトリミングなんてはじめて知りましたから!!
とりあえずその日は何事もなくココロ踊りながら帰宅しましたが、そこからずーっとお世話になっています。
この17歳暴れん坊ちゃんは骨折した事もありまして。度々先生にお世話になるのですが、手術って高いし怖いし…と思っていましたが、先生がオペ室まで見せてくれて、全ての説明をしてくれます。預かってオペして終わりではなくて入院中には面会もできます。24時間いつでも。
そして料金が安い。親戚や友達に聞いたりしていた料金よりもかなりお安い。安ければいいと言うわけではないけど、ここまでしてもらってなぜ他の病院より安いのか?!と思うほどに安いです。

この病院に出会って10年、今では待合室がいっぱいの動物病院となってしまいました…。院長先生だけの病院から、先生が何人もいるような大きな病院に。建物は変わらないから狭いんですけど。笑
開院数ヶ月でたまたま見つけた病院がここまで人気病院になるとは感激でございます!

それも全て院長先生の人柄だろうなと思っています。パニックの飼い主に寄り添いながらいつもと変わらないおっとりした口調で説明してくれる。なんとかして欲しい飼い主に、なんとかする方法を探してくれる。先生が笑顔で◯◯ちゃーんって呼んでくれたらしっぽをふって答える犬達。大好きです。
待合室が飼い主団欒の場所となり、動物好きな人の集まりができている。いい環境だなーと思います。

動物病院に求める事ってなんだろうなとふと考えたことがあるのですが、今までたくさん犬をかってきて、あちこちの動物病院に行ってきたわけですが「寄り添ってくれる」これに尽きるのではないかなと思います。命には限りがあり、必ず終わりは来るけど、飼い主はそれをなかなか受け入れられないから、せめて一緒に最後まで全力で戦ってほしい。「先生なんとかして( ;  ; )泣」状態なんですよね。「無理ですね」で終わらされたら「は?!」ってなってしまう。せめてやれる限りやろうとしてよ( ;  ; )ってなりますよね。
我が家がお世話になっている病院の先生方は、諦めないです。一緒にできる限りの事をしてくれていると感じています。だから先生方に会える事も楽しみです♪

ただし!人気すぎて予約して行っても3時間はかかりますね。笑
長い…すごく…。受付してから会計するまで最短3時間ですね。内容にもよりますけどね。ワクチンや狂犬病予防接種だとそんなにはかからないけど、診察になるともう長いの( ;  ; )
待合室の主のように全てを知った人みたいな気分になる時がありますね。

まあ仕方ない。みんな我が子が可愛くて、一生懸命な先生に診てもらいたい、なんとかして欲しい。気持ちは同じだと思ってひたすらに待つ構えであります!

ありがとう先生!ありがとう動物病院!!

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