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弘法大師、お大師さまご生誕の日に寄せて。1250年のあゆみ。

こんにちは。

ピアノ講師、メンタルコーチとして活動しています。
「One Heart」です。

昨日は、母の命日でした。
特別、何かをしたというわけではないけれど、ただすきま時間になると生前の母のことを思い出している自分がいました。

できれば、元気でいる時の母の姿を思い出したいんだけど、どうしても記憶というのは最後の母の情報を引っぱりだしてくる。
ベッドの上の母、とかね。

落ち込みそうな瞬間もあったけど・・・気づいて・・・我にかえる。

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さて、今日は・・・、
弘法大師、お大師さまの御生誕の日。
そして、今年はなんと生誕1250年というメモリアルイヤー。

高野山をはじめ、真言宗の各お寺さまは、今月はこのイベントで大忙しなことでしょう・・・。

❁高野山ホームページ☟
お大師さまご生誕1250年記念の特別ページ❁

❁下のリンクは香川県善通寺のホームページ。
お大師さまは香川県善通寺市でお生まれになりました。善通寺のある場所がご生誕の地だったということ。
現在は、四国八十八か所巡礼の第75番札所として地元の方やその他多くの参拝者に愛されているお寺さまです☟❁

本日6月15日は、各地の高野山真言宗のお寺さまでは、御誕生大法会が行われています。

そして、高野山、善通寺では記念御朱印を拝受していただけるそうです。
その他お堂内特別ご開帳、ご開扉なども行われているそう。

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もう何度もお参りさせていただいている高野山の奥之院、お大師さまの御廟の前で般若心経を読経後、すーっと身体が軽くなる感じがして、毎回高野山に参拝の帰り道はとてもすっきりとした気分になっていました。

なにかが落ちる感じ・・・。
ありがたい気持ちにもなる、いつも神聖な時間を体験させてくれます。

わたしはお寺の子(祖父が元高野山の修行僧)として生まれ、子供の頃から”目に見えない存在”にはとても興味があり、「仏さま」という仏像には無意識に手をあわせる習慣があります。
祖父の後は継がれることはありませんでしたので、現在はただの「仏好き」です。

「お寺」という空間が好きで、東海地方に住んでいますが「四国八十八か所」を区切り打ち(何回かに分けて巡礼すること)で結願しています。

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❁その時の記事はこちらにまとめています。
2012年秋から一年半かけて、母と妹と3人で巡礼したとても貴重な体験。もう10年以上も前になるんだね。
ここで得た経験は一生のたからもの。
ひとつひとつの札所について、記録しておきたくて旅行記のようにまとめました。
お礼参りの高野山では祖父のお墓へ行く途中に”神の使い”でもあるヘビに遭遇し、あまりの驚きでその後お墓へ辿り着けず・・・という珍道中でした、泣。
いろいろとあった四国八十八か所巡礼最後のお礼参り、高野山。
身の引き締まる思いで奥之院へ参拝した時は、いろいろな思いが混ざって、四国での嬉しかったことや辛かった体験がよみがえってきました。
過去の88か所の旅のリンクも貼っています。巡礼だけじゃなく、スケジュールの中にちゃっかり”観光”も組み込んでいます。お時間のある時に読んでいただけるとうれしいです。(お遍路関連の記事はすべてアメブロになります)☟❁



最後に、お大師さまの言葉で締めたいと思います。

「一心の性は仏と異なることなし。
この心に住すればすなわち仏道を修す」

弘法大師のお言葉


「誰でも心に仏さまを持っている」

私たちの心の本性は仏と同じ。
本来あるべき心に帰ろうとするのが仏道の修行。

思いやりも優しさもみんな、私たちの心の中にもともとある。

目の前に起きたできごとに反応して、意識を外に向けることが多い私たち。

私たちは普段、目の前に見えるものを見て、それだけで判断してしまいがち。
本当は目に見えるものだけではなく、その時に感じた心(気持ち)も大切だということを忘れてしまっているのです。

いいな、心地いいな、とか・・・、
なんかいやだな、違和感あるなとか・・・。

そこに生まれた感情を大切にして、心で感じたことを素直に受け止める。

「心の本性とは何か?」
「その本性に気づいて帰っていく」
ということを探っていくのが、私たちの生きる本当の意味なのかもしれません。

生きていることへの感謝。
健康でいることへの感謝。
毎日おいしい食事ができることへの感謝。

すべて、ありがたいのです・・・。

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今日は、”仏教目線”で書いてみました。

お大師さまのご生誕に思いを寄せて・・・。

今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。

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