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自分の”欠点”を知ること。それが「ご自愛」。

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。


今日は、「ご自愛」について。


先日、セッションをしていて、その内容の一部を今日は書いていきたいと思います。(プライベートな内容には触れていません)


起こったできごとに対して、相手やできごとのせいにしてしまう。
人に対してイライラしたり、心の中で攻撃している気持ちをどうすることもできない。


こんな気持ちになったことのある人、多いのではないかと思います。


人の脳って、五感に頼っているところがあるので、見るもの、聞くもの、感じるもの、触る、嗅ぐ、味わうなど感覚でものごとを判断してしまうんです。


まぁ、それはなんともしようがないので、仕方のないことなんだけど。


それでも、それに「気づく」のと気づかないのとでは、雲泥の差なんです。


「あれ? わたし、〇〇さんのせいにしている」
「あのことがあったから・・・とそのことのせいにしている」


そう気づいただけで、その思考はさーっといなくなります。
(すぐに思考がいなくなる人と、しばらく居座る人がいます。エゴの強さの度合いによってさまざまです)


これをわたしは、「内観」と呼んでいますが、
自分の内側の「気持ち」にフォーカスを向ける、という作業です。


その時に、すごくネガティブな思考が襲ってくる時がありますが、
今まで溜めてきた感情なので、仕方ありません。


それは”通過儀礼”みたいなもので、仕方ありません。


自分の内側を見ることは、今まで”蓋”をしてきた感情と向き合うことになります。


人によっては、ちょっとつらくなってしまうかもしれないので、
”内観”は、はじめは明るい時間(できれば午前中)に行うのがいいかと思います。


幼少期から抱えてきた「トラウマ」が出てきたりする人もいます。


これは、「ご自愛(ありのままの自分を受け入れる)」には必須の作業になります。


トラウマも、出てきたら、素直に
「わたしこんな感情持っていたんだ」と感情さんと少し距離をとって接してあげること。


俯瞰して、感情と向き合うことができるようになると、
感情に圧倒されにくくなります。


できごとは相変わらず起きますが、その時に自分の内面での対処の仕方が変わるのです。


たいていの人は、その感情と一体化してしまうので(感情に圧倒されてしまうということ)、その感情に呑まれてしまいます。


でも、わたしがいつもお伝えしている「内観(自分の内側をみる)」というのは、そういったネガティブな感情が自分の中にある、ということも”認めていく”ということ。


ネガティブな感情がない人なんてこの世にひとりもいません。


どんな聖人君主だって、ネガティブな感情は湧いてきます。


それをどう自分の中で対処するか、向き合うか・・・ということなんです。


自分の感情とうまくつき合える人は、そういった感情がわいても、
「いま、悲しい気持ちになった」というふうに、感情にラベルをつけてその気持ちを感じていることに気づくんです。


そうすると、だんだんとすーっといなくなります。


そうすると、「まぁいっか」「それでオーケー」というふうに、起こったできごとをありのまま認めることができる。


感情に圧倒されたままできごとを振り返っても、感情と一体化した自分からの視点でしか見ていないので、「まぁいっか」と認めることができません。


相手やできごとに矛先を向けるのではなく、あくまでも自分にフォーカスを向けましょう。(これは自分を責める、という意味ではありません)


自分と向き合うのと、自分を責めるのはまったく違うから。


✧˙⁎⋆振り返りnote
「思考」って、自分の正しさや価値観を重視しています。
だから、ダメだと思う部分はなかなか認めることができません。
頭を柔軟に・・・、ダメな自分を認めるには、思考さんと仲よくなるためにはどうしたらいいかについて書いています。


✧˙⁎⋆「ご自愛」について。
自分が心地よいと思う考えを選択する。
そうするためには、「いまどう感じているか?」ということに気づかなければいけません。
いまの気持ちはどう?と自問することの大切さについて書いています。


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。

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