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"Do It Yourself"に出会った

"Do It yourself"

みなさんご存じのDIYのこと。
この言葉が浸透(あくまで私の身の回りに)したのは、3、4年前のことだろうか。
日本で馴染み深い言葉だと日曜大工などが当てはまるそうな。
まぁ、用はプロに委託、依頼することなく、自分で作ったり直したりしようね。というものものだ。

私がその言葉を知ってから、「DIYって結局何の頭文字なんだろ。」と思った。すぐに調べてみたところ、"Do It Yourself"だったわけだ。

この時私は、なるほどと納得したのと同時に、励まされた気分になった。
「自分でやれ。か、なるほど。まぁそうだよなー、無いものは作った方が良いときもあるよな。」と、こんな風に。

そこから数年がたった。私は就活をしていた。
驚くほどつまらなかったし、やる気もなかった。

企業さんが説明してくれるのは、数字の話ばかり。
売上、人数、何位か、給料はいくらか、休みは何日か。こんなのは資料をみたら書いてあるし、私にとってはなんのセールスポイントでもなかった。それを意気揚々と楽しそうに話す若手社員さん。言い方は悪いけど、洗脳されてるように見えて仕方なかった。

ここまで全部前置きなのだが、結局何が言いたいかと言うと。
「無いなら作ればいい」ということに気づけるかどうかだ。
会社だって同じじゃないかと思った。
自分が輝ける場所が見つからないなら、いっそのこと作ってしまえばいいじゃないか。
私の人生なのだからDIYしても当然じゃないか。

もちろん簡単じゃないことはよくわかっている。それだけの熱意、技術、知識が必要なことも。でも、自分でやってみたいんだ。

今、こんな風に書いているわけだが、今後本当に起業しているかもしれないし、そうじゃなく普通に就職しているかもしれない。
それはまだわからないし、考えてもわかるものじゃない。だってこれから変えられることだから。

でも、この考えに気づけたことに感謝したい。
当然のように就職し、出来上がったものに囲まれる人と、自分で作り出せる可能性のある人。この2つに出会えたのだから。
前者だけを知っている人に比べて、2倍の選択肢が得られたことになるから、それだけで可能性が広がったのだ。
私は、多くの人に向けて価値を作り出したいと思えた。
ありがとう、DIY。

(ちなみにものづくりも普通に好きです。)

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